「デキる人は「言い回し」が凄い」日本語力向上会議
2016/10/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■間違いやすい敬語を
集めた一冊です。
この年になっても、
敬語は難しい。
一つの決まり言葉として
覚えていくしかないのでしょう。
・「とんでもございません」
「とんでもありません」は
間違い敬語の代表といえます・・
「とんでもない」を丁寧にした
「とんでもないことでございます」(p31)
■仮に敬語の使い方を間違えても、
激怒する人は少ないでしょう。
ただ、何度も間違えると
常識を疑われる恐れがあります。
繰り返しこうした本で、
チェックしていくしか
ありませんね。
・私のお力になってください・・
まだまだ半人前だな、君は・・
お力添えを願えませんでしょうか?」
などのように言えばいいでしょう(p35)
■言葉というものは、
使いながら意味が変わっていく
ものもあります。
それでも基本は押さえておく
ことが大事なのでしょう。
話のネタにどうでしょうか。
日本語力向上会議さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「私では役不足かもしれませんが・・・
実力に対して役目が軽すぎるという意味・・
「私で力不足かもしれませんが・・」
と言うべきだったのです(p41)
・「一括払いで大丈夫ですか?」
と言うのは問題です・・
ちゃんと支払うことができますか?」
と言われているようで・・
「一括払いでよろしゅうございますか?」
と聞くべきでしょう(p43)
・会社の受付で
「お名刺を頂戴できますでしょうか」・・
厳密には、受付の人間は
「いったん預かる」だけなのです・・
「恐れ入りますが、お名刺を
お預かりできますでしょうか」・・
このように表現すべきです(p49)
・「天地無用」・・・
「天を地として用いること無かれ」(p69)
・「印籠を渡す」はテレビの見すぎ・・
「引導を渡す」が正しい慣用句です(p75)
・お説教には「ありがとうございました」・・
「あ、気がつかなくて申し訳ありませんでした。
ご指摘ありがとうございます」(p153)
・「死」はできるだけ婉曲な表現で・・
「どなたかにご不幸でも?」・・
「ご愁傷様でございます」・・
「それは、お辛いですね」・・
「どうか、お力落としのないように」(p163)
・香典を受け取るときに、・・
「どうもありがとうございます」・・
これはとんでもない間違いです・・
「お預かりいたします」や
「恐れ入ります」と言うのが、
正しい対応です(p167)
角川学芸出版
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
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■目次
第1章 うっかり使うと恥をかく「ふだんの会話
第2章 覚え間違いをしっかりチェック
第3章 一目置かれる気のきいた表現
第4章 世渡りに欠かせない「言い回し」
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