「ココ・シャネル 時代に挑戦した炎の女」エリザベート・ヴァイスマン

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ココ・シャネル 時代に挑戦した炎の女 (FIGARO BOOKS)

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■ココ・シャネル、
 本名ガブリエル・シャネルの父親は、
 女にだらしない縁日の露店商。


 母親は、ぜんそく持ちで、
 稼ぎの少ない夫とともに
 働きながら5人の子供を育てます。


 しかし、ガブリエルが12歳のとき、
 母は亡くなります。


 ガブリエルら子供たちは
 孤児院等に預けられました。


・彼女の心の底には、大きな心の傷がある。
 父親がなく子供がいないことだ。・・
 妊婦たちへの敵意を増幅させた(p112)


■二十歳になった彼女は、
 生活費を稼ぐため
 夫人子供用品店に就職します。


 なんとここで、
 ガブリエルは雇い主には内緒で
 お客から注文を取り、
 ドレスやスカートを作り始めます。


 必死に働き、お金を稼ぎ、
 自由を得ようとしたのです。


誰にも借りを作らないことが
 彼女のモットーである(p17)


■その後、裕福な将校と付き合いながら、
 乗馬をし、踊り、唄い、
 自分の店を作りました。


 自分のために作った
 帽子と服は
 爆発的に売れたのです。


 当時は、女性はコルセットで
 腹をへこませるのが当然。


 そうした中で、ガブリエルは、
 ゆったりとした布地で
 身体にフィットしたシンプルな服を
 作り続けたのです。


・ココはスカート丈を短くし、
 コルセットをやめた。・・
 女性たちの身体を解放し、
 そのファッションで稼いでいる(p55)


■当時、女性たちには
 結婚以外、生きる道はなく、
 結婚相手は、同じ階層の人と
 決まっていました。


 シャネルはそうした時代に、
 女性が働き、経済的に自立するという
 とてつもない革命を起こしたのです。


 ヴァイスマンさん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・従業員は彼女のことを、
 その人生そのものだと打ち明ける。
 他人に厳しく、攻撃的で、威圧的で、
 移り気で、扱いにくい人物
だと(p17)


・いつかあなたが悲しみの淵に沈み、
 すべてを失くし、ひとりぼっちになった時、
 いつでも相談できる友人をひとり持つことね。
 あとは仕事よ
(p140)


・私が自分のメゾンを設立できたのは、
 二人の男性が私のために全力を
 傾けてくれたからよ(p42)


・芸術家たちを、ココに紹介したのはミシアだ・・
 ジャン・コクトー、パブロ・ピカソ、
 サルヴァドール・ダリ、マックス・ジャコブ、
 ピエール・ルヴェルディなど・・(p70)


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エリザベート・ヴァイスマン
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


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■目次

Chapitre 1 翼を持たずに生まれたのなら......
Chapitre 2 人生の試練、それがどんなものかわかっているわ......
Chapitre 3 ハンサム、とってもハンサムで心をそそる......
Chapitre 4 女性たちの身体を自由にしてあげたわ......
Chapitre 5 その女(ひと)はうつろな目をして泣いていた......
Chapitre 6 あんな服、続くはずがないわ......
Chapitre 7 この暇と金持ちのあさましい退屈さに......
Chapitre 8 いつかあなたが悲しみの淵に沈み......
Chapitre 9 職場で座り込みのストライキをするですって......
Chapitre 10 ディオールがなんなのよ......


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