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「美しき日本の家庭教育」丸山 敏秋

2015/11/28公開 更新
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美しき日本の家庭教育

【私の評価】★★★☆☆(70点)


■子供の教育について考える一冊です。


 子供の教育には3つの視点があって、
 一つは苦しみで人は育つこと。


 二つ目は自ら働くことで、
 幼稚性を克服できるということ。


 三つ目は、しつけは
 強制的であるということです。


■大切な点を
 押さえていると思いました。


 人は苦労しながら、
 成長していくのですね。


 丸山さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・丸山:生きる充足感は、快楽によってでなく、 
 むしろ苦しみを通ってこそ得られるのでは
 ありませんか。自分の能力が引き出されたり、
 才能が開花していく道のりは、決して楽ではない。
 むしろ苦しい時のほうが多い(p41)


・どこの家でも男の子は六、七歳頃から、
 働く親のそばで見習いをはじめます・・
 わが子をよく働かせる親は「甲斐性もの」
 と呼ばれました(p143)


実働体験をさせると、先見性や世間性が
 育って幼稚性が脱却でき・・(p156)


・校長は思いきった行動に出ました。
 毎週木曜日を「体験学習日」と定め、
 その日は終日、実働を伴ういろいろな活動を
 計画的に実施・・農耕活動・・制作活動・・
 奉仕活動・・自治活動(p157)


・教育のポイントは、とくに子供が幼い場合には
 「強制」という形をとるところにあります・・
 いろはや九九を覚えさせるのに、理屈はいりません。
 立ち居振る舞いや言葉づかいのしつけも同様です(p190)


美しき日本の家庭教育
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丸山 敏秋
致知出版社
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【私の評価】★★★☆☆(70点)


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■目次

第1セッション トーク「教育をめぐって」
第2セッション 子供を知る―「神のうち」にあった子供たち
第3セッション 世間を知る―個性尊重の前に必要なこと
第4セッション 親と子を知る―「隠れた通路」に目を向けた家庭教育

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