「絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます」石原 明

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絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます

【私の評価】★★★★★(95点)


■「営業マンは断ることを覚えなさい」の
 石原さんの一冊です。


 石原さんは、クライアントの
 人事コンサル会社の料金メニューを
 10倍にしました。


 値段を上げることで顧客を選び、
 内容や価格の交渉が必要となりますが、
 利益は大幅にアップ。


 「経営者は、値上げすることを覚えなさい
 ということでしょうか。


・人事コンサル会社の値段は、
 当初半年6か月で60万円・・
 何でもやりますみたいなサービスでした・・
 メニューをしっかり明示して・・価格は
 6か月で600万円と設定してもらいました(p183)


■特に「中小企業は、値段を上げなさい」
 というのが、
 石原さんのアドバイスです。


 値上げすることで、
 信頼が増します。


 値上げすることで、
 価格交渉の余地ができます。


 値上げすることで、
 いやな顧客を切ることが
 できるのです。


 もちろん、メニューを工夫し、
 見た目や内容を見直すことも必要ですがが、
 最も必要なのは「勇気」なのでしょう。


・商品やサービスの値段を一律20~30%上げる方法は、
 勇気を持って決意さえすればどんな業種・業界でも
 上手くいく確率がかなり高い方法です(p156)


■稲盛和夫さんが、

 「値決めは経営である

 と言っていましたが、
 その通りだと思いました。


 商品構成と価格設定こそが
 最も重要な経営戦略なのでしょう。


 石原さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・値下げは産業構造全体を破壊する・・
 値下げを押し付けられた取引先、下請け企業、
 職人が被害を受けることになります(p53)


・高額な「ひな人形」・・お内裏様とお雛様の
 2体だけで6万~9万円という値段です・・
 JR九州の「ななつ星in九州」に予約が殺到(p29)


価値ある情報としてお店の歴史や
 料理の工夫などをしっかりと伝え直すこと・・
 価値を再度マーケットに認知させる必要がある(p122)


・他社の一番高い商品群よりも
 もう少し上位の商品群を敢えて作って、
 ほかの人とはちょっと違ったものが
 欲しいと思っている客層を取り込む戦略(p114)


・コンサル費用を10倍に値上げして・・
 9件売れなくても1件売れたら大成功と、
 発想を変えることがポイントです(p180)


・既存顧客に対しても値上げの提案を勧める・・
 最短で半年、最長で5年、平均すると
 だいたい2年くらいの時間をかけます(p144)


絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます
石原 明
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★★★(95点)



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■目次

■序章 「値上げ」がいいこれだけの理由
■第1章 最初は「値段」だけを上げる
 「値上げ」こそが正しい経営手法である
■第2章 「値段」を上げると「顧客」が変わる
 高く売るための最低限の知識「消費」と「価格」
■第3章 「価値」を伝えれば、さらに「値段」を上げられる
 情報の「伝え手」になる必要性
■第4章 80円のまんじゅうを250円で売ったら、なぜお客が増えたのか?
 「値上げ」にも方法があり、「価値」を伝える手順がある
■第5章 値上げのプレゼンをどのように成功させるのか?
 質問を駆使したクロージング
■第6章 値上げの最大の目的は「時間」を作ること


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