「世界はすでに破綻しているのか?」高城 剛

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世界はすでに破綻しているのか?

【私の評価】★★★☆☆(76点)


■世界の破綻国家を渡りあるいた
 高城さんの感想です。


 ロンドン、アルゼンチン、スペイン、
 ギリシャ、キプロス。

 「破綻は突然来る」らしい。


・2001年12月1日・・アルゼンチン政府は、
 国民が銀行から引き出せる額を週に上限
 250ドルと発表・・・パンの値段が
 たった一日で10倍にまで跳ね上がり・・(p76)


■国家破綻すると、
 インフレになる。


 銀行からお金をおろせなくなる。


 場合によっては預金没収。


 お金持ちは
 海外に逃げる。


 逃げられない人は、
 お金がなくても生きていける
 準備が必要なのでしょう。


・日系アルゼンチン人2世の僕の知人によれば、
 裕福な人は早々に海外へ逃げ出しているという・・・
 比較的お金がある人は郊外にセカンドハウスを買い、
 地方に自分の畑を持つことも多い(p89)


■常に最悪を想定しておくことが、
 原発でも人生でも大切なようです。


 私の外貨資産(金貨含む)の比率は
 14%でした。
 もう少し、比率を増やそうと思います。


 高城さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・スペイン人は本当にうまいものを知っている・・
 どんなに安くても便利でも、
 価値もないものに金を出すのは
 "間抜けの象徴"(p19)


・プラザ合意以降の急激なドル安で、
 インフレが問題視されるようになったアメリカは、
 その抑止という名目で「ドル高政策」へと
 急転換することになる・・・大国の方針転換で、
 小国の経済は一瞬にして吹き飛ぶ(p59)


・そもそもギリシャという国は、
 1830年に独立して以降、国家の歴史の半分以上が
 ほぼデフォルト状態という「問題児」(p120)


・ギリシャでは、電気やガスなど公共部門の多くが
 国営企業によって担われているが、
 今回の財政再建計画には、
 これら国有資産の売却も盛り込まれている(p125)


・デトロイト市の人口は最盛期で185万人を記録したが、
 現在は68万人しかいない。
 そのうち83%は黒人だ。(p156)


・松方デフレ・・豪農と高利貸しのみが生き残り、
 それ以外の者はすべて小作農に転落する。
 この構造は、今の世界の構造と酷似しており、
 資本家と金融業者のみが生き残り、多くの者は
 会社の奴隷のように働かされる"社畜"(p178)


世界はすでに破綻しているのか?
高城 剛
集英社
売り上げランキング: 630

【私の評価】★★★☆☆(76点)

■目次

第1章 国家財政破綻、人はどう生き延びたのか?
第2章 ユーロ圏危機に学ぶ「生き延びるヒント」
第3章 デトロイトに見る、アメリカの未来


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