「何を書くか、どう書くか」板坂 元
2014/09/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■大学教授による書く技術です。
まずは、書くテーマを決めて
データを集めます。
やはりデータ集めは、
多いほうがいい。
それも、書く時間の
10倍かけると良い。
ちょっと多いんでは
ないですか?
・1/10ルールとは、書く時間と調べる時間の率を
一対九に分けることである。・・・
一カ月の時間があれば、
書くのは三日と計算して計画を立てる(p40)
■そして、
データの裏を取ります。
裏を取るとは、
三つの情報源から同じ情報が
得られるか確認することです。
なぜなら辞書であっても
間違っていることがあるらしい。
これはマスコミ含めて
文章を書く人は
注意したいものです。
・集められたデータは、
全部が全部正しいとは限らない・・
普通、資料は三つの情報源から得なければならない。
どんなに信用できると思っても、
一つの情報源だけでは危ない(p125)
■あとは書くだけです。
書き直すのも大切。
名文を分析してみるのも大切。
あとは自分しだいです。
板坂さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・普通の論文やリポートなら、
本を四、五冊、雑誌論文10点くらい読めば、
過去五年間に大体どういうことが、
どれだけやられているかわかるものだ(p111)
・読者があまりその話題に予備知識を
持っていないことがある。
そういうときは、「これには、
こういった反対の意見もあります」
というのを、こちらから持ち出す(p167)
・人によって午前を中心にとか
午後を中心にとかの配分は違っているけれども、
精神集中をして仕事のできる限度は、
一日に四時間といったところだろう(p216)
・何かを新しく始めようと思い立ったら、
即座にスタートすべきである(p228)
・議論を吹っかける・・ロジャーズ法・・
(1)論点は手短かに客観的にまとめる。
(2)その論点に対する相手の意見・・・
(3)同じく自分の意見を冷静に、ハッキリ述べる。
(4)(2)と(3)の共通点を見つけて、まとめる。
(5)共通点をもとにして、両方が心理的に傷つかないように、
解決点を見いだすように努力する(p71)
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■目次
プロローグ 私の文章修業
第1章 何を書くか
第2章 読み手に近づく
第3章 アイディアを製造する
第4章 材料を活かす
第5章 文章を設計する
第6章 文章をつくる
第7章 ライフ・スタイルを創る
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