「"ストレスフリー"な営業をしよう! お客様の満足をとことん引き出す「共感」の営業」前川 あゆ
2013/04/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
■売れる営業の人には、
同じ匂いがあります。
それは、提案営業であり、
あなたを買ってもらうことであり、
紹介してもらえる営業です。
「営業の女王」と呼ばれる著者にも、
同じ匂いがしました。
・私は、自然と相手に合った提案を
自分の体験談を交えて伝えていました。
すると、相手ものってきてくれます(p15)
■同じ営業であっても売れる人と
売れない人がいるのは不思議なものです。
しかし、実際には、
口コミしてもらえる人もいれば、
口コミしてもらえない人もいる。
その差は、お金を稼ごうと考えているのか、
それとも、お客様のために何かできるのか、
という考え方だと思うのです。
・「その後どうですか?何か困ったことはありませんか?」・・
営業なのに何もすすめない・・・リピーターになってくれたり
紹介したりしてくれる、こんな営業があるんだ・・(p49)
■営業も極めていくと、
自分の好きな人だけに売るという
形になってくるようです。
見込み客の社長と面談する。
お客様を理解する。
お得意先に定期的に情報提供する。
そうすることで、リピート、紹介だけで、
商売になってしまうのです。
・まずは、自分の「理想のお客様像」を
具体的に固めてください。・・・
その人にはどこに行けば会えますか?
あなたがどんな行動をすれば会えますか?(p144)
■リピート、紹介は偶然ではないと感じました。
「必然」なのでしょう。
そう言い切れる人が、
営業のプロなのだと思いました。
前川さん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分が実際に使って、ここが便利だった、
ここが感動したという「体験談」を
話していたのです(p14)
・買ってもらうよりも先にこちらが買う・・・
飲食店であれば食べに行く、美容室なら髪を切りに行く、
物販なら何かを買う、保険会社なら相談に行く、
ホテルなら泊まりに行く・・・(p121)
・住宅リフォームを考えるお客様・・・
お客様が「こだわりポイント」を持っていないかを探し、
そこに興味を持つことにした・・(p24)
・初対面の場合、お客様は緊張と警戒をしているので、
先に自分のことを話してくれる営業マンのほうが、
安心や信用につながりやすい・・(p71)
・前川さんはどんな時も顔を出してくれるから、
安心して任せられるわ・・・
とった後のことまで面倒を見てくれる(p176)
・「お客様が思わず買ってしまう決めゼリフはありませんか?」
・・「何も言わないんです。沈黙するんです」(p86)
同文館出版
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【私の評価】★★★★★(91点)
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■目次
プロローグ 「共感」の営業であなたも売れる営業になる!
Part 1 「営業」に対するイメージをアップしよう
Part 2「共感コミュニケーション」のつくり方
Part 3 話し上手よりも「ノリ」が大事
Part 4 自分を守るために「共感の根まわし」をしよう
Part 5 お互いのハッピーのために「ほんの少し自己中」のすすめ
Part 6 リピート、紹介をされる「忘れられない人」になろう
エピローグ 「共感」の営業はお客様も自分も主役
読んでいただきありがとうございました!
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