■経営者の質問に対して、松下幸之助が答えた
問答集です。
問答の形となっているので、
非常に松下幸之助の言いたいことが
伝わってくる一冊です。
■結局、経営者というものは、
その責任の重さから、命をかけるほどの
真剣さと熱意が必要であるということが、
松下幸之助の思いであったと思います。
そうでなければ、人もついてこないし、
多くの人を動かすことは
不可能なのでしょう。
・行きづまりになる寸前に、百八十度転換して苦しみを
楽しみに変えるということをやらないといかん。
常に死を覚悟して、しかも自殺もせずに方向転換する離れ業を、
心に描ける人でなければいかんですな。(p124)
■常に悩み、自分の立ち位置を考えているから、
どんな場面でも自分のスタンスを持っている。
値切られても、自信を持って
「この商品の品質は他に劣りません。
価格も適性です。ですから、この値段でお願いしたい」
と言えるか、どうかということです。
・こっちはなくて困る、あっちは余って腐らす、
それを助けて仲立ちするのが商売、聖なる仕事ですよ
・・・卑屈になったりしないわけです(p47)
■経営者というものが、何を考えなくてはならないのか、
不況に対してどう考えなくてはならないのか、
教えてくれる一冊です。
結局は、「熱意である」ということなのですが、
経営者の方は大変ですね。
本の評価は★5つとしました。
ありがとうございます。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・不況時は、おのおのが自分の商売の意義を考え、
自分の商品を見直し、自分の立場はどうあるべきかといったふうに、
おのおのがもっている自分の役割というものを
はっきりつかまねばならん。(p40)
・水はよどんだら腐りますから、流さなければいけない。
経営も流れていなければいけないわけです。・・・
経営者たるものは、常に目標を与えなければ
いけないと思います。(p67)
・少々怒ったりするくらいの意気が必要ですね。
商売を熱心にやって、命をかけていたら、
ある場合には怒鳴ることも自然起こります。(p104)
・仕入れに行く、当然値切って買うでしょう。しかし、
そのときにですな、「きみのところはそれで儲かるのか」と、
必ず聞いてみたんです。・・・値切ることは値切ったが、
きみに損をさせたり、儲からないようにはしたくない。
そんなことをしたら、長続きせんからな」(p119)
▼引用は、この本からです。
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人生の基本
確固たる経営理念の元に危機を乗り切る
三日坊主、四日目から、また三日坊主。
真意が伝わっているのかな【私の評価】★★★★★(93点)
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■関連書評■
a. 「指導者の条件」松下幸之助
【私の評価】★★★★★
b. 「松下幸之助の見方・考え方」PHP研究所
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c. 「人を見る眼 仕事を見る眼 松下幸之助エピソード集」
【私の評価】★★★★★
d. 「商売心得帖」松下 幸之助
【私の評価】★★★★☆
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