●トヨタ生産方式の本をたくさん読んでいくと、
その考え方というもが、だいたいわかってきます。
現場に行く、即実行、標準化、視える化・・・・
・改善は、まずやってみることだ。気づいたら即実行を心がける。(p21)
●しかし、実際にルーチンの仕事をしながら、
ひと手間かけて改善していくというのは、
言うのは簡単でも、実行は非常に難しいものです。
・トヨタ流は、なんにつけ、ひと手間を大切にする。(p49)
●それを行わせるのは、危機感なのか?
使命感なのか?伝統なのか?
私にはわかりませんが、普通の会社より
はるかに改善が行われているのが、トヨタなのでしょう。
・大野耐一氏から改善を指示されたトヨタマンが、言われたとおりの改善を
行った。朝、現場を見に来た大野氏に一喝された。「どうして俺が言う
とおりにやる」・・・上から言われたとおりの改善をするだけではダメで、
自分なりに工夫してさらにいいものを目ざすことが必要だ(p105)
●その改善は、トヨタ社内だけではなく、
取引先まで及んでいます。
取引先には迷惑でしょうが、取引先が強くなることで、
トヨタはさらに強くなっていきます。
・取引先に問題があれば変えればいい。それも一つの選択肢だが、
取引先とともに歩むというやり方もあっていい。(p166)
●「改善力」を鍛える本ですが、答えは見つかりませんでした。
とにかく「変える」と考え続けることしか、
方法はないのかもしれません。★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・不便を感じながらも「規則で決まっている」とか「長年の慣例
だから」とか理由をつけて変えることを拒む企業や人がある。
・・・「規則がまちがっている。まちがった規則はかえなくては
ならない」とはトヨタ自動車最高顧問・豊田英二氏の言葉だ。(p34)
・スタッフの仕事は専門化する傾向がある。「この件はあの人でないと
分からない」状態になってしまう。しかし実際には仕事の標準化が
進んでいないだけの話で、・・・たいていのものは初心者でもできる。(p64)
・トヨタ流は、「決められたことを守る」ではなく
「決めたことを守る」だ。(p118)
・原価というものは、下げるためにあるわけで、
計算するためにあるんじゃない(p148)
・マンアワー(工数)は計算できるが、マンパワーは計算できない。
知恵を出すことによって、能力は無限に広がっていく(p230)
▼引用は、この本からです。
成美堂出版
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トヨタ流というか・・
カイゼンは人から始まる
小さい鰯の群れ
自分に欠けていた何か...
女性にもオススメ【私の評価】★★★★☆84点
■著者紹介・・・若松 義人(わかまつ よしひと)
1937年生まれ。トヨタ自動車に入社後、生産、原価、購買の
各部門で大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、
普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカー
などでもトヨタ方式の導入と実践にあたった。
91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。
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