
【私の評価】 ★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう(93点)
●ニコン・エシロールの復活は、何かの雑誌で読んだことがあり、
その秘密が書いてあるのでは?と、この一冊を手にしました。
著者は、ニコン・エシロール赤字だった同社を1年目で黒字転換、
2年目に無借金経営とした長谷川 和廣さんです。
●その秘訣を推察してみると、
目標設定、実施計画(アクションプラン)、
実行部隊とのコミュニケーション(ケンカ含む)にあるようです。
●まず、目標設定ですが、本書では全体についての記載はありませんが、
必ず目標には【社員のための退職金原資の確保】を入れている
そうです。
つまり、会社の目標は、社員のためでもあるという
ことを明確にするわけです。
・赤字企業の再建に乗り出すとき、私がいつも必ず掲げる目標
があります。それは社員の年収二年分の退職金原資を作る
ことです。(p84)
●次に、実施計画では、目標に合わせて、全社員に
「ワークチェックリスト」という計画書を義務づけ、
PDCAサイクルをまわしているようです。
・ニコン・エシロールの再建を始めたとき、私は全社員に「ワーク
チェックリスト」という計画書の提出を義務づけました。(p45)
●最後に社員とのコミュニケーションですが、
社内を歩いて社員とのコミュニケーションを取るのは当然として、
仕事においてはケンカをもコミュニケーションの一つと考えて
いるようです。
・ひと言いいながら頭を下げて、こちらのほうから水に流すきっかけを
作る。それくらいの度量がなければ、こちらからケンカを仕掛けては
いけません。ケンカの目的は優劣をつけることではなく、あくまでも
問題を明確にすることなのですから(p34)
●この本は、リーダーが仕事に向かう心構えを説いたものですが、
すべてのビジネスマンに応用できるものです。
2400社以上の企業を再建したという著者の実績に相応した
説得力のある充実した内容になっています。
本物の一冊ということで★5つとしました。
今後も長谷川 和廣さんをフォローしていきたいと思います。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・目覚まし時計をいつもより一時間だけ早くセットして、朝一番に
出社してみてください。それが自分を変える第一歩になります。
(p14)
・上司にこびるより社外に顔を売りなさい(p58)
・愚痴は提案の形で上司にぶつけてみる(p127)
・おすすめしたいのが、"プラスワンの習慣"です。どんな仕事でも
自分が満足したところから、もう一回、もう一時間、もう一件など、
とにかく目標となる数字に一をプラスしてみるのです。(p131)
▼引用は、この本からです。
かんき出版
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新人向けのビジネス指南書
新社会人に是非読ませたい【私の評価】 ★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう(93点)
■著者紹介・・・長谷川 和廣
1939年生まれ。大学卒業後、十条キンバリー、ゼネラルフーズ、
ジョンソン等でマーケティング、製品マネジメントを担当。
その後、ケロッグジャパン、バイエルジャパンなどで社長などを歴任。
95年バリラックスジャパン社長に就任。00年ニコン・エシロール
代表取締役。赤字だった同社を1年目で黒字。2年目で無借金とする。
2400社以上の企業を再建し、「もう一人のゴーン」と呼ばれる。
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