「現場の変革、最強の経営 ムダとり」山田日登志

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現場の変革、最強の経営 ムダとり

(評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です。)


トヨタが純利益1兆円を初めて超えたと報道されていましたが、
 これは経営すべてにわたってムダをとる工夫が
 されているからでしょう。


 手抜きをするのではなく、ムダを取ってきたからこそ
 1兆円という結果に結びついているのだと思います。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・原始的な一枚の板(紙)の情報は、"パソコンに入れたが最後
 活用されなくなる
"情報よりはるかに有効だ。
 以前ある指導先では、発注一件につき、
 五十枚、六十枚という数の伝票が工場内を飛びかっていた。
 時間と労力のおそるべき浪費である。
 現場で働くすべての人が「出荷管理」の状況を
 つねにリアルタイムで把握していることが、
 「ムダとり」の第一歩である。

<ISO9001とかを取ってしまうと、
 作成する文書がいっぱいになってしまいます。
 正におそるべき浪費です。
 その解決方法がボードなどを使った「見える化」なんですね>


・通常、設備機械は、材料費、資材費の四倍
 というのが値段の相場である。・・・
 ところが、同じ働きをする機械が
 「からくり」を利用すれば半分以下、
 ときにはスタンレー鶴岡製作所のように
 三十分の一というわずかな製作費で完成する。

<自分で道具を作ってしまうということですね。
 本田総一郎さんも、買ってきた機械を
 改造するのがいいんだと言っていました>


・数字やデーターは、影でしかない。
 物事の本質はすべて現場にある。
 まさに「現場に神宿る」のである。
 ムダとり革命は、現場でしかできない。
 工場を一目見て、瞬時に問題点と
 解決策がアドバイスできなければ、
 一人前のコンサルタントとは言えない。

<やはり現場、現場がすべてということでしょう>


・現場で鍛え上げられた、職人としての誇りを持った技術者は、
 ともすればリストラの対象とされやすい。
 しかし、それは大いなる過ちである。
 機械はいくらでも交換が可能だが、職人は取替えがきかないのだ。

<企業の価値はどこで生産されるのでしょうか。
 それは現場です。>


・スローガンなどに掲げられた数字には、たしかに人を動かす魔力はある。
 しかし、確実に人を動かそうと思ったら、
 具体的な行動を指示する方がはるかに有効だ。
 やってみる。絵に描いてみせる。文章に書いて読ませる。
 そして話す、という順だ。

<これをこうすれば10秒が7秒になる。やってみよう、ということですね>


自分は何で日本一になるか、目標を持って行動すること。
 仕事をすることは、競争に勝つこと。
 それが生きていることであり、やりがいになる。

<私はなんの日本一になろうかな・・・。>


現場の変革、最強の経営 ムダとり
山田 日登志
幻冬舎 (2002/04)
売り上げランキング: 4,460
おすすめ度の平均: 4.31
5 奇跡をもたらす生産システムの変革!!!
5 気鋭ビジネスマンの必読書
4 「ムダとり」は、製造業にとって欠かせない作業だ。

(評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です。)



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