「パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて」パッチ・アダムス
2004/05/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
●テレビの番組を見ていて、
赤い鼻をつけて病院の患者を笑わせるという
活動をやっていたのを思い出しました。
どうやら、この活動の元祖は
パッチ・アダムス先生のようです。
患者のためのあるべき医療として
病院に笑いをもたらす活動を
しているのです。
●愛とユーモアを医療に取り入れようという
アダムス先生の考え方には
私は全面的に賛成です。
病院にただ寝ているだけという
生活よりは、自宅で過ごしながら
自宅で死ぬという考え方がいい。
そして病院では笑顔で楽しく
過ごしたいというのが普通の人の
感覚なのでしょう。
この本で私が共感した名言
・私の母は長年の喫煙の習慣が原因で血行障害を起こし、数年前に片足を切断した。その手術のあと、麻酔から醒めた母がまっさきに目にしたのは、母の顔をのぞき込んでいる私の赤い鼻だった。「さて、これで母さんも、棺桶に片足を突っ込むってことがどういうことか、わかっただろうね。」すると、母は笑い出した。(p115)
<アメリカ流のジョークですね。日本語だと厳しいかな>
・医療に大切なのは患者への愛、ユーモア、優しさなのである。(p62)
<これだけ医療技術が発展しているのに、愛、ユーモア、優しさはないのか?>
・死ぬということは、死を迎える直前の数分間の出来事を指すのである。それまで人は生きているのだ。(p136)
<生きている間は自分のことは自分で選択したいですね>
・ゲズンハイト・インスティテュートの新しい病院では、死を迎えつつある末期患者たちに、自分の死についてどのようなものにしたいか計画を立てるようにすすめるつもりである。(p128)
<私も親がそのような状態になったら、すすめるつもりです>
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
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