【書評】「お金と幸せはどこへ消えた? 不幸なお金持ち 幸せな貧乏人」 マツダ ミヒロ
2026/10/05公開 更新
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【私の評価】★★★★★(90点)
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要約と感想レビュー
話をするだけで金持ちになれる謎の男
この本では、主人公たちが「話をするだけでお金持ちになれる謎の男」に出会います。
「謎の男」は主人公たちに、お金持ちになる道には、「お金のために戦い続ける道」と「自分のよろこびがお金を呼び込む道」の二つがあると教えます。
実は「謎の男」自身も、かつてはお金を求めて戦っていました。しかし、事業に失敗してお金を失うと、人まで離れていった経験をしていたのです。
さらに世界を旅する中で、経済的には裕福であっても、人間関係や仕事に悩み、孤独や無力感を抱えている人を数多く見てきたといいます。
つまり世の中には、お金を得ること自体が目的となり、本来欲しかったはずの「幸せ」を見失ってしまう人が多いということなのです。
そこで「謎の男」は、自分もまわりの人も幸せにする「幸せなお金持ち」という生き方を説明するのです。
多くの人はお金持ちになれないまま、人生を終えます。それどころか、お金を得ることが目的になり、本来欲しかったはずの「幸せ」を見失ってしまう人さえいます(p3)
自分にとっての幸せを見つけること
「幸せなお金持ち」になるための第一歩は、自分が本当にやりたいこと、充実感や達成感を感じられることを見つけることです。「充実感が欲しい」と思ったら、「充実感を得られる行動は何だろう?」と自分に問いかけてみるのです。
お金がなくてもできることは、たくさんあるはずです。お金をかけすに、「自分をよろこばせるために、どんなことができるだろう」と考えてみる。
そして、自分が本当にやりたいこと、楽しいと思えることを実行していくと、それがやがて、まわりの人を幸せにする力になっていくというのです。まず自分を満たすから、、まわりの人も幸せにすることができるのです。
そして目の前の人の「困りごと」に耳を傾け、「自分にできること」を考え、動いて解決に導く。それが感謝につながり、信頼となり、結果としてお金の流れを生み出していくのです。
誰かのために行動することは、自分の幸福度を高める最も簡単な方法の一つ(p146)
お金がなくても幸せを感じることはできる
「謎の男」は、「お金にならなくてもやりたいこと」をやることを勧めています。自分にできる仕事に精を出しながら、一方で自分がワクワクすることを見つけて行動するのです。
市場のニーズや声だけをもとにサービスを作れば、高い確率で「求められる人」にはなれるかもしれません。しかし、それだけでは「幸せ」になれないというのです。
逆に、自分が本当によいと思うもの、心から届けたいと願うものだけを追求すれば、「自己満足」で終わってしまうこともある。
だからこそ、「相手が求めるもの」と「自分が心からやりたいこと」の両方を、バランスよく両立させていく必要があるのです。
「少ないお金でも大きな幸せを感じることができる自分になる」というほうが、幸せの本質に近づく(p162)
山形の温泉でセミナーの秘密
この本の考え方は、本田健さんの「小金持ち」や、ライフワークとライスワークの両立にも通じるものがあると思いました。
実は、私がマツダさんに初めてお会いしたのは20年以上前。山形でマツダさんが企画した「頑張れ社長!」の武沢信行さんのセミナーでした。
その後、マツダさんが「魔法の質問」を出版し、山形の温泉でセミナーを開催したり、世界を旅したりしていることを知り、ずっと心にひっかかっていました。
「なぜ、山形の温泉でセミナーをするのだろう」「なぜ、世界を旅しながら仕事をしているのだろう」この本を読んで、その理由が少しわかったような気がしました。その答えは、この本を読むとわかります。
マツダさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・大切なのは、自分にとって「心地良い暮らし」を見つけること(p112)
・苦手なことは、対価を払って、人にお願いする・・自分にしかできないことに時間をつかう(p152)
・出来事をポジティブに捉えることができれば、幸せな気持ちで前向きに行動することができます(p96)
▼引用は、この本からです

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マツダ ミヒロ、KADOKAWA
【私の評価】★★★★★(90点)
目的
第1章 不幸なお金持ち、幸せな貧乏人
第2章 よろこびの総量を増やす
第3章 幸せを感じる力を高める
第4章 「果てしない自由」の中で、夢を描く
第5章 幸せはお金の中ではなく、心の中にある
第6章 「目の前の人をよろこばせること」をやる
第7章 好きなこと、得意なことだけやると奇跡が起きる
第8章 「お金にならなくてもやりたいこと」をやる
終章 お金は「幸せ」になるための手段ではない
続章 「よろこび」をお金に変える
著者経歴
マツダ ミヒロ(まつだ みひろ)・・・「魔法の質問」主宰。質問家。ライフトラベラー。世界を旅しながら、各国で「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。 1年のうち300日は海外に滞在。「魔法の質問」のメルマガの読者は5万人を超える。著書は累計50万部(海外翻訳含む)を突破。
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