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「生きるのが楽しくなる死の質問」マツダミヒロ

2024/04/16公開 更新
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「生きるのが楽しくなる死の質問」マツダミヒロ


【私の評価】★★★★☆(84点)


要約と感想レビュー

死を考える

「魔法の質問」のマツダミヒロさんの今日の質問は、「死」です。「魔法の質問」とは、質問に答えるだけでハッと気づきがあるからです。コーチングの技術に近いものでしょう。


人は、知識を教えられても変わりません。人は、自分で考え、悩み、自問し、自分で答えを出したときに変わるのです。そして「死」という究極の質問こそが、その人の生き方を変える力を持っているのでしょう。


いつ死がやってきてもいい、と思っています(p18)

自分の感情を大切にする

この本でミヒロさんは、30代の頃まで感情を表に出さず、ロボットのように生きていたと告白しています。楽しいか、幸せかどうかより、稼げるか、うまくいくかどうかを大切にしていたというのです。


確かに25年前に山形でミヒロさん主催のセミナーに出席したときを思い返してみると、ミヒロさんの印象に笑顔はありませんでした。それが今では、自分の好きな旅をしながら、「魔法の質問」で自分らしく生きることを教えているのですから、自分が楽しいか、幸せかを基準に考えるのがコツなのでしょう。


ロボットのように仕事ばかりしていた頃は・・感情が働いていませんでした(p185)

自分の人生を考える

私も最近「死」のことを考えます。死ぬまでに、何をするのか。死ぬ直前に、後悔することは何か。死ぬまでに、付き合いたい人はどんな人か。自分の人生は自由に決められるがゆえに、なかなか決められないように思います。
 だから、自分に問うのです。


仕事で何を残すのか。プライベートで何を楽しむのか。社会貢献できることはあるか。だれと時間を共にするか。まさに、「魔法の質問」です。この本を参考にまた考えたいと思います。ミヒロさん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・死ぬまでにしたいことは何ですか?いつ、しますか?なぜ、しますか?(p44)


・「これはムリしてまでやらなくても悔いはない」と、割り切って判断しています(p23)


・人は、お金がないと、ないことでの不安・・お金があっても、あることでの不安や不幸せを語るもの(p68)


▼引用は、この本からです
「生きるのが楽しくなる死の質問」マツダミヒロ
マツダミヒロ、鴨ブックス


【私の評価】★★★★☆(84点)


目次

CHAPTER1 後悔しない生き方
CHAPTER2 死があるから、今を生きる
CHAPTER3 生と死の境界線
CHAPTER4 生きることへの覚悟



著者経歴

マツダミヒロ(まつだ みひろ)・・・質問家。ライフトラベラー。時間と場所にとらわれないビジネススタイルで世界を旅しながら、各国で 「自分らしく生きる」講演・セミナー活動を行う。1年のうち300日は海外に滞在。質問するだけで、魔法にかかったようにやる気と能力が引き出され、行動が起こせるようになることから、「魔法の質問」と名づける。メルマガの読者は10万人を超え。夫婦で行っているラジオ番組「ライフトラベラーズカフェ」(Podcast)は、アップルのベスト番組に選ばれ、30万人を超す視聴者がいる。


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