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「ゼロから年商10億円企業を創る」松本剛徹

2021/04/23本のソムリエ メルマガ登録
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「ゼロから年商10億円企業を創る」松本剛徹


【私の評価】★★★★★(90点)


内容と感想

■会社売却1回、事業売却3回を
 経験した著者が教える10億円企業を
 作り上げる方法です。


 著者の経験では年商1億円、
 5億円、10億円に壁があるという。


 この壁を破って成長するためには
 商品と売り方、組織・チームづくり、
 経営者の考え方を変えていく必要がある。


 巷でよく言われるとおり
 企業は社長の器以上には
 大きくならないのです。


・年商がいくらになっても、人とお金の悩みは尽きないと覚悟してください(p122)


■まず、創業期は売れる商品、
 サービスを作ること。
 時流に合ったサービスであれば
 より売れる可能性が高まります。


 今、みんなが何に悩んでいて、
 それを解消するサービスを
 提供できないか考えましょう。


 新しいサービスを作るのか、
 既存のサービスに付加価値を付けるのか。
 いずれにしろ競合他社に勝つための
 作戦が必要です。


・ビジネスで生き残るための大原則は、「他社がやりたがらないことをやる」か、「他社にできないことをやる」のどちらかです(p70)


■創業してから年商1億円を超えるためには、
 創業した商品、サービスの売上を
 さらに拡大していく必要があります。


 基本は既存事業の強みを活かすこと。
 ハンバーガーを売るならポテトも売る。
 富士フィルムは胃カメラやX線画像診断も売る。
 強みを活かす方法を考えるのです。


 もちろん新規商品については
 費用をかけずにテスト的に販売し、
 市場に受け入れられるのか
 確認しながら徐々に進めます。


・新規事業は既存事業の強みを生かして・・・私の場合は、スマホマーケティング事業で創業・・・ネットショップを開設し、得意のスマホ集客を使って販売しました(p77)


■さらに年商5億円を超えるためには
 社長の考え方を変えていく
 必要があるようです。


 つまり創業期のように
 すべて社長が考えて判断するのではなく
 スタッフに役割を与えて
 商品企画や売り方を考えてもらう。


 社長の個人商店から、
 組織で動く企業に変わる
 必要があのでしょう。


・ステージ3(年商5~10億円)の会社においては、「部下を信頼しても信用しない」という思考・マインドセットが必要となります(p28)


■著者が経営者の仕事とは苦難の連続と
 いうとおり、そもそも事業を継続する
 だけでも大変なのに
 事業を成長させるためには、
 あらゆる面での成長が求められるのだと
 思いました。


 経験者ならではのわかりやすい
 説得力ある説明でしたので★5とします。


 松本さん
 良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・創業期・・・起業願望を持っている人材を採用することがおすすめです・・・「弟子募集」という体裁で集めるのが有効です(p66)


・試用期間はできれば6ヶ月にして、その間は契約社員扱いにし、6ヶ月後に正社員に転換します・・・57万円の助成が受けられる(p68)


・事業がある程度うまくいくようになると、あなたの会社の真似をする競合他社が現れる・・・フロント商品の値段を極端に安くするか、無料にできないかを考えてみましょう(p80)


・フロントセミナーのポイントは、無料ではなく有料で行うこと・・・人数は30人未満が最適。それ以上多いと、バックエンド商品の成約率が落ちます(p97)


・出版メディア戦略・・・特に税理士、弁護士など士業を営む人は、必ず1冊は出すべきです・・・権威を獲得でき、ブランディングに役立つからです(p140)


・年商5~10億円のステージでは、テレビCMにチャレンジするのもいいでしょう・・・地方のローカル局で、放送枠の安いところからテスト的に始めるようにしてください(p146)


・その当時は、身を裂かれるようなつらい思いをしましたが、振り返れば笑い話です・・・経営者の仕事は、毎日が苦難の連続であり、魂の鍛錬の連続です(p164)


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▼引用は、この本からです
「ゼロから年商10億円企業を創る」松本剛徹
松本剛徹、ぱる出版


【私の評価】★★★★★(90点)


目次

第1章 ゼロから年商10億円企業を創る
第2章 年商0?1億円【幼少期】の経営戦略
第3章 年商1?5億円【青年期】の経営戦略
第4章 年商5?10億円【成人期】の経営戦略
第5章 会社売却M&A【卒業期】の出口戦略


著者紹介

 松本 剛徹(まつもと たかのり)・・・シリアルアントレプレナー(連続起業家)。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒で富士通株式会社に入社し、その後に株式会社DeNA に転職してモバイルマーケティングに従事。スマホ集客やマーケティングを専門にする会社として、2011年に株式会社リアルネットを創業。2014年には化粧品通販事業を展開して、事業を拡大していき年商10億円、利益1億円にまで成長させ、20代経営者のベストベンチャー30に選出される。2019年10月に大手企業に会社売却。全10事業を多角的に展開し、経営する会社の年商規模は30億円超。


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