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「ざんねんな神さま辞典 古事記の巻」荒川 祐二

2021/01/01本のソムリエ メルマガ登録
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【私の評価】★★★☆☆(70点)


内容と感想

■正月なので古事記に関連した一冊を
 紹介します。古事記(712年)は、
 日本最古の歴史書です。


 タイトルはブームとなった
 「ざんねんないきもの辞典」を
 パクったものでしょうか?


 古事記の簡単なあらすじと
 神さまを「ざんねん度」で
 説明する形となっています。


■古事記の神話で興味深いのは、
 聖書の天地創造と同じように神が
 この世界を作ったということ。


 この土地、水、太陽、火そして
 人間はどこから来たのか。
 日本人も欧州人も同じように
 考えたということです。


 そして、そうした神話を持つ
 日本の皇室が現在まで続いており、
 聖書も現在まで読まれ続けている。


 偶然なのかもしれませんが、
 人間はそうした物語を
 求めているのかもしれません。


・神武天皇が大和の地に国を建国したのが、紀元前660年・・・日本はギネスにも認定されている、世界最古の国とされています(p137)


■なお、ギネスブックのサイトで見ると
 The oldest ruling house is the Yamato Dynasty,
 the Imperial House of Japan
 となっており、日本は世界最古の国というより
 世界最古の皇室(王朝)という意味でしょう。


 外国からの侵略をほどんど受けず、
 日本とその文化を守れてきたのは
 本当に幸運だと思います。


 今後とも日本らしさを維持して
 いきたいものです。


 荒川さん、
 良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・天之御中主神・・・アメノミナカヌシノカミ・・・「覚えにくい」という理由で、ほとんど知られていない何とも不憫な最高神さまなのです(p16)


・イザナギとイザナミ・・・生まれた子どもは・・手足のないグニャグニャした得体のしれない物体でした・・・このヒルコを海に流してしまうのです(p20)


・最後に、「火の神」カグツチを産んだことで、イザナミは大火傷を負って死んでしまうのです・・・怒りで我を忘れたイザナギは、我が子であるカグツチを斬り殺してしまいました(p22)


・実は桃太郎の話は、桃から生まれたのではなく、桃の実を食べて精気を得た、夫婦が交わったことで生まれた・・・おじいさんとおばあさんがラブラブになってデキた子であった(p29)


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▼引用は、この本からです

荒川 祐二、ヴォイス


【私の評価】★★★☆☆(70点)


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目次

第1章 天地開闢―イザナギとイザナミの国産み物語
第2章 アマテラスの天岩戸開き
第3章 スサノオのヤマタノオロチ退治
第4章 オオクニヌシの国づくり
第5章 国譲り
第6章 天孫降臨
第7章 海幸彦と山幸彦り


著者紹介

 荒川祐二(あらかわ ゆうじ)・・・1986年生まれ。上智大学経済学部卒。大学時代に、毎朝 6 時から新宿駅東口 の掃除を1人で始める。半年後には、全国に呼びかけ一斉にゴミ拾いを開催。全国27カ所、444人を集める。その活動は現在も継続され、2014年には全世界 500カ所以上、総勢15万人以上の全世界ムーブメントに広がっていった。現在は作家・小説家業を行う一方で、通算500 回以上、学校を中心とした講演活動、イベント、メディア出演等を行っている。


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