「革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55」永田 豊志
2019/04/18|

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【私の評価】★★★★☆(80点)
■会社推奨だったので手にした一冊です。
アイデアを出すための
ノウハウ集になっています。
いかに革新的なアイデアを出すのか。
過去の人はどうやったのか。
アイデアを拡げるにはどうするのか。
現在の課題解決のためにやるべきは
数多くアイデアを出し、
それを集約していくことなのです。
・ゼネラル・エレクトリック社(GE)の前身を築いた、かのエジソンも、アイデアのノルマを自分に課していました(p31)
■やはり最後は実行する段階に
大きな壁があるように感じました。
アイデアを出して、
ではだれが実行していくのか。
実行段階では既得権を持った人が
全面的に反対するのは
目に見えています。
頭の良い人ほど挑戦したいとは
思わないでしょう。
・アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない(盛田昭夫(ソニー創業者))(p36)
■やはり世の中を変えるような
クレイジーなアイデアは
バカでないとできないのだと思いました。
頭の良いバカでないと
革新は実行できませんし、
それを支える経営層にも
バカが必要なのです
永田さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・アイデア・・「問題解決の選択肢」アイデアを生むという行為は、無数に存在する選択肢を取り出す行為(p17)
・彼らはクレイジーと言われるが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると、本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから・・("Think Different"アップル社)(p22)
・連想には「接近」「類似」「対照」「因果」の4つの法則があると言われています(p204)
・・コウモリ・・ソナーやレーダーが生まれた・鮫のウロコ・・競泳水着・・・ハスの葉・・撥水性のあるタイルや塗料・・自然はアイデアの宝庫です・・自然界の機構、生活活動に目を向けるようにするとよいでしょう(p116)
・アイデアを活かす組織の7カ条・・
1部門を超えて横断的に組織されたプロジェクトチーム・・
2・・「夢」や「コンセプト」を共有・・
3定量データに依存しすぎず、現場体験を活かすこと
4・・むやみに所属部門の主張を通さないこと
5・・困難な課題でも可能な限り所属部門に働きかけること
6世間や業界の常識、前例は一切捨て去ること
7・・活動を許容し、元気づける経営陣がいること(p183)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■目次
第1章 八方ふさがりでも状態でも、実は解決策がある
第2章 アイデア感度を高めるための7つの習慣
第3章 発想のフレームワークでアイデア爆発!
第4章 まだまだあるぞ、発想フレームワークのカタログ
第5章 アイデアを活かす組織のフレームワーク
第6章 孵化したアイデアをどう育てるか?
アイデアはしっかり記録せよ/アイデアを攻撃する