「追及力 権力の暴走を食い止める」望月衣塑子 森ゆうこ

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追及力 権力の暴走を食い止める (光文社新書)

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■官邸の記者会見において東京新聞の望月衣塑子記者が
 自分の意見を言うために質問とは思えない質問を
 繰り返していることが批判されています。


 官邸としては東京新聞の望月衣塑子記者の
 こうした質問に制限をつけようとしているようです。


 私はこうした変な記者の質問を制限するのは
 やり方としては間違いだと思います。


 逆にどんどんくらだらない質問をしてもらい
 日本国民にマスコミがいかに劣化しているか、
 レベルが低いのか知らしめるほうが
 良いと思うのです。


 そのためには望月衣塑子記者のような人が
 必要なのです。

■笑えるのは、事実に基づかない思い込み、
 感情的な議論ばかりで、批判するばかりで
 自分のことを顧みないということ。

 普通の企業は、一つ間違うと
 会社が消滅してしまうこともあるという
 厳しい中で生きています。


 それに対していかにマスコミが
 いいかげんなのか、誤報に対して
 責任を取らないのか自ら語っています。


 もう少し真実・事実はどこにあるのか、
 真面目に取材、検証してもらいたいし、
 そうでなければ存在する意味は
 ないと思います。


・望月 私は質問する中で感じたのですが、
 記者って文章で批判したりしても、
 自分が顔を出して矢面に立ち、
 結果責任を負うとうのはあまりないんですよね。
 万が一、誤報をしてしまっても
 クビになることもないですし(p66)


■裏を取らず、感覚や噂で発言を
 しているところが気になりました。


 本当に東京新聞のプロの記者なのか
 疑問に思います。


 このような人が会社の代表として
 官邸の記者会見に出てくる状況ですから、
 マスコミの暴走ここに極まれりですね。


・望月 加計学園の関係者からは「たぶん安倍さんは
 2人で何かを食べたり飲んだり遊んだりしている
 ときはほとんど加計さんに出してもらっていると思う」
 と言っていました(p113)


■マスコミという巨大権力を国民は
 監視していかなくてはならないのでしょう。


 望月さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・諦めない心と継続すること。
 そう考えると、追求力の根源は
 「パッション(情熱)」なのかもしれません(p7)


・社会部だと、汚職や金の流れなど、
 権力の裏側を取材して書くのが仕事ですから、
 権力を監視するのが大前提なんですね・・・
 一方で、政治部の記者の中には、
 権力の側とある意味で一体化することによって
 ネタをもらい、権力者と同じ目線で
 ものを書く人もいます(p74)


・森 東京電力柏崎刈羽原子力発電所に
 1発でもミサイルを撃ち込まれたらおしまいですよ。
 北朝鮮にしてみえば、戦争になれば後のことなんて
 知ったこっちゃないわけだから、
 そういう可能性もありますよ。それらを冷静に見て、
 それでもやりますかと。雰囲気だけで
 「けしからん北朝鮮、けしからん中国、けしからん韓国」
 とか言って、「北朝鮮なんかやっちまえ」みたいな、
 そういうムードをあおっているでしょう。
 ものすごく危険だと思いますよね(p191)


・望月・・テレビ朝日に至っては早河洋会長と
 安倍さんの関係ができてしまって、
 姜尚中(かんさんじゅん)さんとか浜矩子さんといった
 安倍批判をしている方々がことごとく外されるように
 なりました。20年以上『報道ステーション』を
 担当していた名物女性プロデューサーが外されたり、
 コメンテーターだった朝日新聞の切れ味鋭い
 恵村順一郎論説委員を外したり・・(p93)


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【私の評価】★★☆☆☆(65点)




■目次

はじめに 「追及力」は記者や政治家だけのスキルではない
序章 私たちの原点
第1章 森友・加計問題の真実を求めて
第2章 権力の暴走を食い止めるために
第3章 問う技術
第4章 「国難」の本質を衝く
終章 出る杭として打たれても
おわりに カッコつけずにストレートに聞く



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