「人類大移動 アフリカからイースター島へ」

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人類大移動 アフリカからイースター島へ (朝日選書)

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■複数の学者による人類の進化と
 南アフリカからの移動の推測です。


 遺伝子や土器、石器、人骨から
 人類がいかに進化してきたのか。
 どこに住んでいたのか類推するのが
 人類学です。


■人類学でわかるのは、
 気候変動が人類の繁栄と衰退に
 大きな影響を与えているということです。


 気候変動に柔軟に対応できた人類が
 生き残ってきたということです。


 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・新人たちが世界へ拡散していったのは、
 7万~1万年前の氷期にあたり、場所によっては
 今よりも寒く、乾燥している地域がありました。
 たとえば、現在はタイガとよばれる森林地帯の
 シベリアで、マンモスなど草原に暮らす
 大型動物の化石がたくさん見つかるのは、
 かつてここに草原が広がっていたからです(p37)


・遺跡で発掘された人骨化石の分析から、
 8万~6万年前ごろの西アジア地域は、
 ネアンデルタール人によって占拠されて
 いたことがうかんがえるのです。
 アフリカの出口が旧人によって
 ふさがれていたのならば、
 新人の本格的なユーラシア拡散は
 その後の時代ということになります(p38)


・ポリネシアにはコウモリ以外の
 哺乳類はいなかったのですが、
 人間の移動に伴われて4種類の
 動物が持ち込まれました・・・
 イヌ、ブタ、ニワトリ、そしてネズミです・・・
 ネズミのDNAが示す人間の移動(p127)


・オーリナシアン・タイプの道具箱を携帯する
 クロマニョン人が、3万年前を境にして
 衰退に向かいます・・・彼らは新たな装備、
 グラヴェッティアン・タイプの道具箱を開発し、
 最寒冷期を迎えたヨーロッパ大陸の中に
 勢力圏を拡大し続けます(p189)


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【私の評価】★★☆☆☆(67点)




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