「逆算力 成功したけりゃ人生の〆切を決めろ」高岡 浩三、おち まさと

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逆算力 成功したけりゃ人生の〆切を決めろ

【私の評価】★★★★☆(82点)


■ネスレ日本の社長はごく限られた
 外国人キャリアーが就任してきました。


 その中でプロパー初の
 ネスレ日本社長になったのが
 高岡さんです。


 高岡さんはマギーブイヨンを
 日本一売る男、
 受験生の友「キットカット」の
 キャンペーンを打ち出した男として
 有名な人でした。


・売れないマギーブイヨンをとにかく
 日本一売る新入社員になろうと思って、
 いろいろと動き始めたのです。
 それが入社直後の23歳、24歳の頃でした(p59)


■高岡さんは何事にもチャレンジし、
 成果を出してきましたが、
 その理由は「42歳で死ぬ」と
 決めたからです。


 それは、父も祖父も42歳で
 亡くなったからです。


 「42歳で死ぬ」のだから
 何でも挑戦できる。


 そうしたら
 ネスレ日本の社長になってしまった
 ということです。


・ちょうど10歳の誕生日に父が亡くなりました。
 42歳でした。実は父の父親、つまり
 祖父も42歳の時に亡くなっています。
 私が42歳を人生の終着点と考えて、
 そこから逆算する人生を考え始めたのは、
 このことがきっかけでした(p18)


■驚くべきことは、
 ネスレの営業利益率が15%もある
 ということです。


 高岡さんはホワイトカラーの
 生産性にその差の秘密があると
 指摘しています。


 日本の会社の事務屋さんは
 甘い環境にいるということでしょうか?


 高岡さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・自分で42歳が自分の寿命だと決め、
 人よりも凝縮した人生を
 送ろうとしたことによって、
 失敗を恐れずチャレンジすることができました。
 どのみちもういなくなってしまうと考えれば、
 なんでもできるのです(p13)


・どうせやるからには、
 「高岡が入れたコーヒーが一番おいしい」
 と言われたい。そのためには
 どうすればいいかを考えたのです。
 お茶くみのようなちょっとした仕事であっても
 目標を決めてやる、そういう積み重ねが、
 最終的に大きな仕事に
 結びつくのだと思います(p73)


・ネスレには「Think globally, act locally」
 という思想が浸透しています・・
 食品や飲料は、地域特性が非常に大きい商品です。
 同じブランドであっても、地域の特性を考えて
 売り方などを考えなければなりません(p82)


・ネスレ日本でも最近、
 採用していいなと思う人材は、
 アジアの国から日本に来ている留学生です。
 英語は話せるし、日本語も話せる。
 加えて、グローバルな考え方ができる・・
 日本の学生もこのような人材と
 勝負していることを
 意識してほしいと思います(p88)


・議論はする。でも、議論したうえで
 決まったことは絶対にやる。
 私はそれがベストな方法ではないかと
 思っています(p106)


・自分のブランドを育てていけば、
 「高岡はああゆう人間だし、
 高岡が言うならしようがない」
 となっていくのです・・
 役員であっても部長であっても
 新入社員であっても、自分のブランディングを
 考えないといけません(p130)


・社内でキットカットに100円のCDを
 付けて売ったことがあります。
 当時、私は本やCDの再販制度に
 疑問を持っていました・・・
 本とCDにはなぜディスカウントが
 ないのかと思ったのです(p143)


・ネスレの売上高(2012年)は約922憶スイスフラン
 (約7兆8800億円)と食品メーカーとしては
 世界最大の企業です・・・
 営業利益率は15%超です。
 ほとんどの企業が1ケタ台の営業利益率しかない
 日本の食品メーカーと比べると、
 その強さがお分かりいただける
 のではないでしょうか(p181)


・なぜこんなに日本企業の営業利益は
 低いのでしょうか。おそらく生産性という
 言葉が工場内でしか生きていない
 のではないかと思います。例えば、
 人事部門はどうでしょう。
 財務部門はどうでしょう・・
 21世紀はビジネスモデルそのものの
 イノベーションが必要です(p175)


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■目次

第1章 42歳で死ぬと思えば何でもできる
第2章 最強の「サラリーマン」を目指せ
第3章 「受験にキットカット」が生まれた秘密
第4章 ネスレの強さと日本復活の条件



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