「時間の教科書―おちまさとプロデュース」日本放送出版協会
2011/07/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
おちまさとさんが直接書かれたのかどうかよくわかりませんが、時間について綴った一冊です。基本的には会社で働く人の時間の使い方のコツになっています。
・宿題は自分から・・・自分から「来週までに」と期限を区切ることで、時間制限を設定し、火事場の馬鹿力の発動を促す、という側面もある(p132)
仕事をしているとわかりますが、多くの人が働く職場では、時間管理が必須です。
会議の日程調整をしながら、行事や来客が入り、さらに資料を読んだり、作業をしたり、部下に指示をしたりするわけです。
スケジュール管理は、こうした中で自然と身につくものかもしれませんが、こうした本でポイントを学ぶことも大切なのでしょう。
・時間を操るためにまず最初に意識するべきは、物事の優先順位、つまりプライオリティをいかに設定するか、です(p48)
世の中には、どうも時間管理、優先順位が苦手で・・・という人がいるようです。すぐに効果があるとは思えませんが、時間について学ぶことは仕事の基本として大切だと思いました。
NHKさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・人生全体を俯瞰して、結果から逆算して今何をするべきかを考える、これを「逆算の時間割」と言います(p104)
・時間を操るのに必要なのは、根拠のない自信で、無理そうなスケジュールでもまずはOKとしてしまうということです(p74)
・時間をサービスする・・・ディズニーランドで、どのアトラクションもあなただけ並ばないで乗れたとしたら、これはもう、最高のサービスですよね。(p94)
・毎日毎日「明日にでも降りられるんだから、今日のところは頑張ってみよう」と、何とか引き延ばしてみてください。そして、3年延ばしてみて、そこで結論を出しましょう(p114)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
著者経歴
おち まさと・・・1965年12月23日東京都生まれ。プロデューサー。数多くのヒット番組やWEBサイトの企画、ファッション、企業ブランディングまでジャンルを越えて活躍。「対談の名手」として雑誌や書籍のインタビュアーを務めることが多く、またブログやツイッターが高いアクセス数を誇り情報キュレーターとしても信頼度が高い。企業・学校などでの講演活動も展開。厚生労働省イクメンプロジェクトメンバー、経済産業省「クール・ジャパン戦略推進事業・企業マッチンググランプリ」総合プロデュースも務める。
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