「続ける脳 最新科学でわかった! 必ず結果を出す方法 」茂木 健一郎
2018/01/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
要約と感想レビュー
天才とは、続ける天才であるという。つまり、天才はそれが楽しいから続けているのであって、何でも続けられるわけでなないのです。才能も大切ですが、それを続けられるのか、ということですね。
成功するまで続ければ、だいたい成功する。めちゃくちゃ高い目標なら届かないこともあると思いますが、普通はそんな高い目標は設定しないでしょう。だいたいやりたいことがあれば、やり続ければできるようになるのです。
例えば、マラソンの有森裕子さんは「まったく才能がない」といわれていたし、松岡修造さんも、テニスの才能はなかったのです。続けているうちに、その人なりの形になっていくのでしょう。茂木さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・私は、「毎日10キロ走る」を目標にしています・・朝走れなければ、その日に10キロ走るのは不可能でした・・いい加減でなければ続けられないと学んだのです(p51)
・自分の研究とは関係のない「無駄」な会話、「ゆったりとした時間」こそが、創造性を高めると欧米の人々は経験的に知っているのです(p54)
・失敗はチャンス・・失敗の後いかに見つめ直すか、がポイントです(p135)
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
目次
第1章 結局、続ける人だけが結果を出す
第2章 続ける脳のつくりかた―意思に頼らない脳活用法
第3章 脳がよろこぶ 夢の見つけ方―多様性とセレンディピティ―
第4章 「今・ここ」に集中する力―フローとは何か―
第5章 立ち直る力―心が折れたらどうするか―
第6章 子どもの持続力を伸ばす―グリット的育て方
著者経歴
茂木健一郎(もぎ けんいちろう)・・・脳科学者。1962年10月20日東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程終了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を出て現在に至る。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。
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