【私の評価】★★★★☆(85点))
■記憶術、速読術、勉強法を教えている
椋木(むくのき)さんの一冊です。
今回は、
ビジネスで活用できそうな
名前の覚え方や
文書の内容の記憶法を
さらりと教えてもらいます。
まず、名前を覚えるには、
名前でストーリーを作って覚え、
翌日お礼メールを送り、
さらにストーリーを復習します。
・エピソード記憶・・ストーリーをつくろう・・・
名前が「山田一郎」で、顔の特徴が大きな目だとすると
「山の田んぼで"一"番"労"働したんだ。
"多め"に金をくれ」といったストーリー(p36)
■大切なことを覚えるためには、
こうした印象的なストーリーに
変換すること。
そして、分かれた後に名刺を整理したり、
翌日、お礼メールをしたりするといった
思い出す仕組みが大切です。
繰り返し思い出すことは、
長期記憶するべきことだと
脳が判断するのでしょう。
・「ダメ押し」記憶術・・
1 初体面なら、別れたあと相手のことを思い出す
2 即日もしくは翌日、電話かメールする
3 時々名刺を見直す(p121)
■できる人は覚えるべきことを
繰り返し考えているのだ
と思いました。
反対に、うまくいかない人は、
忘れるべき"いやな記憶"を
繰り返し考えているのですね。
椋木さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・名前の置き換え・・
1 自分のよく知っている人物に置き換える
2 自分の知っているモノに置き換える
3 音感を活用する(p104)
・「身近なモノに置き換える」方法・・
「山越」→「山を越している山越さん」
「岩原」→「岩だらけの原っぱを歩く岩原さん」(p105)
・記憶フィルターをセットする
第6のポイントは、「想起」です。
思い出すクセをつけるということです・・
名刺交換をしたら、話の内容や顔、印象などを、
別れたあとに思い出すようにする(p41)
・たとえ話をつくろう・・・印象記憶術・・
たとえば「薔薇」という字は・・
「草の下で土の中で、人人がグルッと回れば
(これで「薔」)、
その草は微笑む(これで「薇」)(p184)
・「エピソード記憶」とは、
文字通り、自分の実体験
(エピソード)を伴う
記憶のことです(p22)
・生き方を困難にする記憶は、忘れる・・
イメージを変える・・たとえば、
道に犬のフンが転がっていると、
汚く思えて、その道を通ることができなかった・・
「あれはフンではなくて、バナナだ」(p45)
【私の評価】★★★★☆(85点)
■目次
【1章】 情報はタイトルをつけて整理する
【2章】 頭から読む悪習をやめよう
【3章】 長いデータは一口サイズにする
【4章】 言葉はイメージで、イメージは言葉で覚える
【5章】 頭にメモする聞き方の技術
【6章】 数字は単語としておぼえよう
【7章】 難関合格! 1秒記憶勉強術
読んでいただきありがとうございました!
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