「医学常識はウソだらけ 図解版 分子生物学が明かす「生命の法則」」三石巌
2016/12/31公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
■物理学者が健康を考えると
こうなるという一冊です。
著者が健康医学を考え始めた
きっかけは、白内障です。
著者は白内障で数年で失明すると
告知されたにもかかわらず、
医者は効果的な治療法はないという。
そこで、自分で
ビタミンCを大量に
接種してみたのです。
その結果、白内障は
悪化しませんでした。
・文献によれば、白内障の原因は
ビタミンCの不足だとあります・・
私は自らの手でビタミンCを
注射しはじめました(p20)
■医療に不信感を持った著者は、
自ら健康・医療を調べ始めました。
その結果わかったのは、
医療とは
真理を追究する科学ではなく
ビジネスだったということです。
医療は病気を治すビジネスなので、
どうしても標準パターンで
治療するしかないわけです。
・多くの医者が、副作用について
少しも説明することなく、ひたすら
血圧降下剤を服用することを
患者に要求します(p42)
■医療も既存の枠の中で
頑張っていると思いますが、
制約もあるのでしょう。
自分の健康のためには、
良い食事、適度な運動、
ストレスのない思考を
自ら確立するしかないと
思いました。
三石さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・医者は、すべての高血圧患者に
減塩を指示します。しかし、
そのマニュアルが有効な患者は
全体の1~2%にすぎないのです(p32)
・人体に必要な9種類の不可欠アミノ酸を、
人体が求めるのと同じ比率で含んでいるのが、
良質タンパク質です(p110)
・とにかく大量のビタミンを浴びるほど
摂取しておけば、、リスクは
避けられるのではないだろうか。
これが分子栄養学における
「メガビタミン主義」の発想です(p121)
・NK細胞を減らしたくなかったら、
できるだけストレスを避けたほうがいい。
些細なことでくよくよ悩んでも、
得るものは何もありません(p144)
・マーガリンとショートニングは
"健康の大敵"・・
常温で固めるために水素を添加している・・
生成過程で、「トランス脂肪酸」
ができる(p167)
・有酸素運動は息が荒くなったところでやめる・・
激しい運動は必要ありません。
かえって活性酸素を増やしてしまうので
逆効果となります(p207)
祥伝社
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
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■目次
序章 「医学」は「科学」にあらず
1章「医学常識」はウソだらけ
2章 分子生物学こそ、ほんとうの医学
3章 「健康常識」もウソだらけ
4章 医学で病気は予防できない
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