「Pot with the Hole 穴のあいた桶」プレム・ラワット
2016/07/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
要約と感想レビュー
ラワットさんはインド生まれの講演家です。そのお話には、老人がでてきたり小さな動物が出てきます。そしてそのお話は、必ず人生の大切なことを一つ教えてくれるのです。たとえ話がうまいんだなあ。
例えば、「時計」を例に出して、「時計」が意味することは、あなたは永遠に生きられないということと伝えています。人生は永遠ではないということ。不思議なことに、多くの人が人生の大切なことを忘れているのです。
それ以外にも忘れていることは多いのです。ただ続けるだけで、人は進歩するということ。まず自分が幸せになるのが大切であること。自分で蒔いた種は自分で刈り取ることになるということです。
また、自分自身の幸せを考えることが大切です。まず、心のなかの内なる声に耳をかたむけてみましょう。あなたにとって、あなた自身は一生の友でありどんなときもそばにいる心強い味方なのですから。
・今、あなたが刑務所にいること。ここでこうしていることは、すべて自分の選択の結果です
著者が『「こうあるべきだ」と考えてしまう"壁"を取り払い、あるがままを受け入れることで、ようやく新しい選択肢を得ることができる』というように、本当に大切なことを立ち止まって気づかせてくれる一冊でした。どうせならラワットさんの講演を直接お話を聞いてみたいものですね。
文屋座セミナー『プレム・ラワットさん「世界講演50周年記念ツアー」日本講演会』
ラワットさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・不満があれば、わっと泣き出し満たされていたら、にこにこと微笑んでいた赤ちゃんのときとあなたの根本にあるものは何も変わっていません(p17)
・父 親:家族をもっと幸せにしたいです。どうすればいいですか?
ラワット:まず自分自身の幸せを見つけてください
文屋
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【私の評価】★★★★☆(86点)
目次
Yourself
Choice
Peace
Life
Thankfulness
Seeds
Relationship
著者経歴
プレム・ラワット(Prem Rawat)・・・1957年、インド北部に生まれる。これまで世界250以上の都市で講演を実施。1500万人以上の人々が聴講し、その映像は75カ国語に翻訳されている。2011年、 故郷インド・ビハール州の屋外特設会場で開かれた講演会には、50万人が集った。欧州議会、国連をはじめ、数々の会場やフォーラムに招かれての講演も多く、また、自らの財団を通じて人道的支援活動も積極的に行っている。
読んでいただきありがとうございました!
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