「役割 なぜ、人は働くのか」佐藤芳直
2015/10/12公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(81点)
■船井総合研究所で最年少役員となった
佐藤さんの一冊です。
著者が舩井幸雄さんから教えてもらったのは、
人にはこの世でなすべき
役割があるということ。
その役割は仕事を通じて知り、
仕事の中で演じることができるのです。
・人間、生まれたからには、
必ず役割を持っているんだよ。
ただしその役割は、働くことによってしか
果たせないんだぞ。覚えておきなさい(p28)
■そして新入社員のときに
成功するコツを
教えてもらっています。
それは、メモすること、
最後まで見送ること、
礼状を書くことです。
これらは仕事においてお客さまと
信頼関係を作るべき社会人としての
基本動作なのでしょう。
・「手紙というのは、相手に思いを馳せるという
意味を持っている。どんな言葉を伝えよう、
何を書いて差し上げようと、誰かに思いを
馳せることにより、人間には力がつくのだよ」・・
「1日3通以上の手紙を書いて、大物にならなかった
ヤツはいないと思う」(p68)
■舩井幸雄さんという人が、
近くに感じる一冊でした。
一人の創業者の思いが、
社員に伝わり、
大きな会社を作るのでしょう。
佐藤さん、
良い本をありがとうございました。
────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「君は、何のために働くのかね?」
唐突な質問に、私は絶句してしまいました(p27)
・人の2倍働いてごらん。
そうすれば2分の1の時間で
自分の役割に気づくかもしれない。・・
自分の役割に1日でも早く気づけたとしたら、
それは幸せな人生だとは思わないか?(p29)
・仕事がうまくいかないのは
売り上げが伸びないからではなく、
あなたが喜ばれていないだけ。(p48)
・世の中で起きることは、必然であり、必要であり、
ベストである。そこから未来の種を得ればいい。
大切なのは未来に思いを馳せることだ(p90)
・なあ、佐藤クン。せっかく働くのだから、
一流になれよ・・
一流になるためにはどうしたらいいんですか?・・
一流になる方法?簡単だよ。
自分は一流だと思えばいいんだよ(p102)
・幸せになる性格を一言で表現すれば、
「良いと思うことをすぐできる性格」
ということになります(p41)
【私の評価】★★★★☆(81点)
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ
■目次
第1章 すべての人は役割を持って生まれて来る
第2章 働く人としての役割
第3章 人間としての役割
第4章 日本人に生まれた役割
コメントする