「真実 新聞が警察に跪いた日」高田 昌幸

|

真実  新聞が警察に跪いた日 (角川文庫)

【私の評価】★★★☆☆(70点)


■北海道新聞社といえば、
 かなり左側の報道で知られる会社です。


 著者は、北海道警察の
 裏金追及キャンペーンの
 中心人物。


 警察と新聞社のかけひき。
 新聞社内の軋轢などが、
 垣間見れます。


■こうした組織内で意見の違いで、
 勢力が分かれるのは当然のこと。


 北海道新聞社では、
 正義の名の元に活動している人が
 強いのでしょうね。


 高田さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・北海道新聞は2003年11月から2005年6月にかけての
 約一年半、北海道警察の裏金を追及する
 キャンペーンを張った(p13)


・新聞社は組織だからいろいろある。上昇志向だけを持つやつ、
 適当に仕事を済ませるやつ、まじめなやつ。
 種々雑多だ。ひがみも妬みも、いろいろある。
 だから、いい仕事をしても、高転びに気をつけろ
 竹馬は高くすれば周囲を睥睨できるが、転びやすくなる。
 高転びだけは気をつけろ。(p37)


・捜査情報などで他紙に先んじる「スクープ」
 を書いたら、グラフは上に伸びる。
 棒の長い記者は優秀で、上に伸びない記者は
 ダメ記者と呼ばれてしまう(p75)


・テレビ朝日が入手していた書類は「捜査用報償費」
 に関する内部文書だった。捜査用報償費とは、
 捜査にかかった経費に支出できる都道府県費を指す(p79)


・けじめが必要なんだ。道新がけじめをつけないかぎり、
 前に進むことはできない。けじめがあれば、
 私もやれることがある。何にしても、
 おたくのけじめ次第だ。・・
 あくまでも組織と組織の問題だから。
 とにかくけじめをつけるところから
 始まることを理解してくれ(p108)


・組織だもの、そりゃ、いろんなことはある・・
 大事なことはあきらめないこと、
 それと仲間を増やすこと。多勢に無勢では、
 いくら正しいことでも通らんぞ(p124)


真実  新聞が警察に跪いた日 (角川文庫)
高田 昌幸
KADOKAWA/角川書店 (2014-04-25)
売り上げランキング: 95,381

【私の評価】★★★☆☆(70点)



楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 

人気ブログランキングへ


■目次

裏交渉ファイル―ロンドン、二〇〇八年六月
新聞大会―富山、二〇〇四年十月
謝罪要求―札幌、二〇〇四年十一月
駆け出し時代―小樽、一九八六年
裏金報道―札幌、二〇〇三年十一月
「道警に謝罪せねば」―札幌、二〇〇五年九月
不信、対立、そして混乱―東京、二〇〇五年九月
労働組合対新聞社―札幌、二〇〇五年十一月
「おわび社告」掲載―札幌、二〇〇六年一月
名誉毀損訴訟―ロンドン、二〇〇六年五月
法廷―札幌、二〇〇八年九月
結審―札幌、二〇〇九年二月
判決―札幌、二〇〇九年四月
真実―札幌、二〇一一年
秘密―札幌と高知、二〇一三年十二月


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ20.png
にほんブログ村



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)