「やんちゃな神さまとつきあう法」金城幸政
2015/07/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
要約と感想レビュー
著者の言う「神さま」とは、自分の「直観」です。自分の「直観」とは、素の自分の感情のこと。著者は、本当の自分と対話してきたというのです。自分は素晴らしい存在であり、自分は神さまのようなものです。だから自分を大切にしないといけないのです。
つまり著者の考えは、私たちは皆、神なのです。素晴らしくならなくてオーケー。なぜなら、私たちはそもそも素晴らしい存在だからです。
・直観が神さまで、思考が自分。(p114)
相手も大切だけども、まず、自分が大切ということです。しかし、現実には、自分をないがしろにしている人が、いかに多いことか。思っていることをいわないということは、「人と合わせる」ことと引き換えに「自分をないがしろにしている」ことになります。どうせ関係性が悪くなるのなら、黙り込むのではなく、思ったことをまっすぐ本音で話すのが、神スタイルなのです。
私たちは神さまだから、願ったことは叶うのです。だから、すでに願いがかなっているように「かくのごとく」振る舞うことが大事です。神さまなのだから、自分に期待し、大きく楽しいことを目指してやっていけばよいのです。
「思いは叶う」ということを分かりやすく教えてくれる一冊だと思いました。金城さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・強い正義感を持っていると、不正を働く人に出会いやすくなります。不正を働く人がいれば、正義をふるえますよね。・・・悪に染まっている人を引き寄せてしまうのです(p88)
・相手の出方によって振り回されない自分になるにはどうすればいいのかというと、「なぜ、自分は相手に反応したんだろう?」という問いを持つことです。なぜなら、湧き出る感情にはすべて目的があるからです(p224)
・親の良いところは引き継ぐけど、イヤなところはどこなのか、自分ならどうするかまでしっかり見直し、いったん、親の価値を分別する(p217)
▼引用は下記の書籍からです。
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★☆(86点)
目次
・神さまへの「マザコン」人間は、神さまにとってうっとうしい
・「ただ思うだけ」で人生で二度のホールインワン
・神さまは「駆け引き」しない、魂胆は捨てなさい
・自分を生きたければ、親と自分に一線を引く「親切」をしなさい
・ボールペン一本で怒りを鎮める方法
・お金を支払うたびに豊かになる感覚、ありますか?
・人生をあっという間にこじらせる「むっつり」を追放せよ
・「いいことの次には良くないこと」は間違いだと僕がいい切る理由
・自分は神と知りつつ、とことん人間を生きなさい
著者経歴
金城 幸政(きんじょう ゆきまさ)・・・沖縄県那覇市生まれ。円隣株式会社代表取締役、LIFE VISION株式会社代表取締役。「女性の自尊心が社会を変える」という視点から、恋愛、結婚、夫婦関係、子育てなどさまざまな難問にアドバイスをしている。
読んでいただきありがとうございました!
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