後悔なく生きる方法「ハッピー脳スイッチ 悩みは「解決する」ものではなく「消える」もの!」


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【私の評価】★★★★☆(88点)
要約と感想レビュー
著者は10歳の頃、急性白血病になり、余命3年と言われました。「なんで俺だけ・・」と泣き、悲しみ、苦しみ、最後に「俺は死ぬんだ」と死を受け入れました。
残された1000日を後悔なく生きるために、やりたいことをかき出し、1000日カレンダーを作ったのです。そうして毎日楽しく生きていたら白血球が減ってきて、白血病は消えてしまったのだという。
・どうせ死ぬんだから、人がどう思うかなんてどうでもいい。誰になんて言われても、自分がやりたいことをやる、と決めました
著者はそうした体験から、トラウマに悩み落ち込みがちな人やイライラしている人に「どうせなら」明るく開き直ってみてはどうですか、とお勧めしています。
「子どもがゲームばかりしています」・・いいんじゃないですか。
「彼が暴力を振るいます」・・・別れましょう。
「ゴルフが下手なんです」・・・下手なりに楽しみましょう。
どんな状況であっても、楽しい方を選んで、明るく生きることはできるはずなのです。
・「子どもが全く勉強をしません」・・・僕は、「自分以上にはならないよ。だって、あなたの子なんだから・・・ムッとするお母さんもいます・・・いい大人が、「自分は正しい!」と相手のせいにして拗ねているんです・・・精神的には子どものまま(p95)
世の中にはマイナス思考の人がけっこういるらしい。自分の感情を押し殺し、自分の欠点を直そうとし、人からの指摘に敏感な人。そうした人に限って、明るくハッピーで成功している人を見ると嫉妬するらしいのです。
ハッピー脳スイッチをオンにすると安心無事の人生から、ワクワクハッピーで幸せの人生に変わるのです。そんなアドバイスがありがたいと思いました。金城さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・(ハッピー脳)スイッチがオフになっている人は、不安になったり防衛したりするときに働く側頭葉が活性化し、思考が強まるので「考えて」判断しようとします(p87)
・感情を押し殺したり、見て見ぬふりをしていると、必ず悪さをするようになります(p90)
・傷ついてムッツリ黙ってしまう人におすすめしたいのは、ショックを受けたら逆ギレしてみることです。なぜなら、湧いてきた感情を隠さず丁寧に見ていくことで、本音にたどり着けるからです(p184)
・自分を卑下して、自分を変えるのではなく、自分を愛することで、結果的に男性を喜ばせることができる(p60)
・欠点をなくそうとするのか、いいところを伸ばそうとするのか・・・ハッピー脳スイッチが入ると、楽しいことや幸せにしか焦点が合わなくなります(p115)
・生きる意味は安心無事ではなく、冒険すること。すべてが冒険と思えたら、はるかに躍動感に溢れた面白い人生になるはずです(p174)
・10回のうち7回は失敗する。これが「実行する人」たちの当たり前。つまり、失敗することって、普通なんです(p173)
・産んでくれたことに対して無条件に感謝できるようになると、自分自身の存在に「ありがとう」と言っていることになるんです(p103)
・「なぜチヤホヤされている人を見ると嫉妬してしまうんだろう」というふうに、なぜ自分はこの感情を持ったのか、自分に問いかけることがポイントです(p93)
▼引用は、この本からです
金城 幸政 、KADOKAWA
【私の評価】★★★★☆(88点)
目次
第1章 「苦難の世界」と「楽笑の世界」はこんなに違う!
第2章 誰もが持っている「ハッピー脳スイッチ」とは?
第3章 ハッピー脳スイッチを阻む頑固なブロックはこれ!
第4章 楽笑の世界に変わるポイント
第5章 受け止め方の違いが世界を創る
著者紹介
金城 幸政(きんじょう ゆきまさ)・・・沖縄県那覇市生まれ。円隣株式会社代表取締役、LIFE VISION株式会社代表取締役。「女性の自尊心が社会を変える」という視点から、恋愛、結婚、夫婦関係、子育てなどさまざまな難問にアドバイスをしている。
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