「ヤフーとその仲間たちのすごい研修」篠原 匡
2015/06/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
■会社のリーダー研修でよく見られるのが、
会社の課題を検討して社長にプレゼンする
というもの。
この本では、ヤフーが仕掛け人となり
異業種メンバーで地域課題解決を検討する
するという研修の状況を報告する。
メンバーは、ヤフー、インテリジェンス、
日本郵便、アサヒビール、電通北海道、
美瑛(びえい)町役場から出ている。
・プロジェクトチームを組成する際に、
ピカピカの優秀な人材ばかりが
集まることはあまりない。・・
そういう多様な人材を何とかやりくりしながら
ゴールを目指していくのがマネジャーの役割(p107)
■予想どおり、様々な背景を持つ人の
集まりの検討は、難しいものとなる。
各組織の精鋭が選ばれているとはいえ、
やる気も人それぞれ。
みんな忙しいのだ。
こうしたプロジェクトは
経験するしか手がないのかも
しれませんね。
篠原さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分のことを記した取扱説明書を
同じテーブルのメンバーに配り、
自分自身を語る"自分トリセツ"。
一方、レゴを使ったアクティビティのお題は、
「この10年で最も誇れる瞬間をレゴで表現する」
だった。いすれも互いに話す機会を作り、
場を温めるための仕掛けである(p17)
・1on1は週1回実施される上司と部下の
ミーティングで、部下の問題解決や目標達成を
支援するために実施される(p32)
・真実を語る時ほど
言葉に気をつけるべき(p103)
【私の評価】★★★☆☆(72点)
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■目次
【Chapter 1】企業に地域課題は解けるか? 前代未聞の異業種コラボレーション!
【Chapter 2】イシューを探せ! 登る山の高さをまず決めよう
【Chapter 3】リーダーは誰だ? 混成部隊のチームビルディングとは
【Chapter 4】本物の研修をつくれ! トレーニングよりラーニング
【Chapter 5】その提案はワクワクするか? 現場の生声がチームを変える
【Chapter 6】そして、決戦の舞台へ! ほんのりビターな大団円
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