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「営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ」嶋津 良智

2015/02/20公開 更新
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営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ


【私の評価】★★★☆☆(73点)


要約と感想レビュー

 24歳で営業部長になった著者が学んだ営業のコツです。当時の会社は飛び込み営業主体のベンチャー企業であり、体制と教育が十分でありませんでした。


 まずは、自分が偉くなって会社を変えよう!と著者は頑張ったのです。著者が最初にやったのは、うまくいっている先輩を真似することです。


・売れる営業マンの発する言葉は違います。「どうやって売ろうかな?」「あのお客さん、なんで攻略できたの?」「こんなふうに提案すればいいんじゃない?」(p44)


 その後、24歳で営業部長になってからは、営業体制の工夫を行いました。できる営業マンにできない営業マンを同行させ、営業方法を教育することにしました。さらに飛び込み営業と、見込み客と商談する営業、そして納入後のフォローする営業を分業させる。営業を仕組み化したのです。


 つまり、テレアポやアフターフォローなどの業務をアルバイトや専門の担当者に任せ、営業マンも新入社員を中心とした飛び込み営業担当と、商談力のある役職者を中心とした見込み客への商談担当に分けることで、得意なところに集中できるようにしたのです。


できる営業マンとできない営業マンのペアで客先に訪問させる・・できる営業マンの商談プロセスを間近で見て学び、その技を盗むことができます(p180)


 どのような職場でも、工夫しだいで成果を出すことはできるのだと思いました。グチや不満を言うだけなのか、それとも成果を出して偉くなって、会社を変えるのか。その人しだいなのですね。


 嶋津さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・営業マンが示すべきは「利点」(p19)


・「不便」や「不満」に気づかせてあげる(p166)


・「その後、いかがですか?」毎月1回の接点を必ず持つ(p196)


・「出入り禁止」営業・・「私は前の営業とは違います。最後に一度だけチャンスをください!」(p77)


・できる経営者ほど、起業の動機は意外と不純です(p98)


営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ
営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ
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嶋津 良智
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(73点)


目次

第1章 営業が苦手でも大丈夫! 売れる営業マンに変わる8大ルール
第2章 ノルマなんて怖くない! 最速最短で結果を出すコツ
第3章 「やりたくない」を強みに変える最強3原則 「やめる、すぐやる、さきをよむ」
第4章 面倒くさがり屋必見! 周りを巻き込めば、売上は一気に伸びる
第5章 営業が嫌いでも、工夫次第で仕事が急にラクになる



著者経歴

 嶋津良智(しまづ よしのり)・・・1965年生まれ。日本唯一の「上司学」コンサルタント。大学卒業後、IT系ベンチャー企業に入社。24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。28歳で独立・起業し代表取締役に就任。M&Aを経て2004年5月株式上場(IPO)を果たす。2005年次世代リーダーを育成する教育機関、リーダーズアカデミーを設立。2007年シンガポールへ拠点を移す。2013年日本へ拠点を戻し、現在は一般社団法人日本リーダーズ学会を設立


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