「愛されて売れ続ける女性営業がしている10のこと」山本 幸美
2014/12/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
要約と感想レビュー
著者は、株式会社インテリジェンスの営業として勤務しますが、全く売れない時代を経験します。その後、試行錯誤を経て、トップ営業ウーマンとして成果を出してきました。そのコツは、聞くことにあるようです。
営業をしていると、思っている以上に言葉は相手に伝わらないのです。相手に伝わるように話すことも大事だし、相手の話をとことん聞いてあげるにも大事なのです。
・「とことん聞く」が人生を変える(p87)
やはり「聞く営業」が、重要なのですね。そして、常に改善しようとする向上心が大切です。その日、その日で、一日を振り返り、次の営業に反映させていくのです。
例えばお客さまには、結論→結論に至る理由→理由に対する具体例・事例→結論とわかりやすく説明してあげる。社内では、「相・連・報」をしっかり行い、まず事前に相談して上司・同僚のコンセンサスを得たうえで、仕事を進めるのです。
・トップ営業ウーマンは毎日振り返りをしている(p24)
売れている人を真似しながら、少しずつ改善していくことが大事なようです。著者が、「失敗は成功のもと。成功はさらなる成功のもと」と言っているように、どんな仕事にも共通なことだと思いました。山本さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・自分らしく前向きに営業を続けると、「あなたの人生にとってかけがえのない宝物」を手に入れることができると知っているから。(p17)
・成功事例や体験談、お客さまの声を徹底的に集めること(p133)
・お客さまの不安な気持ちをほぐすためには、「営業ウーマン自らが開示すること」、これに尽きます。(p143)
▼引用は下記の書籍からです。
あさ出版
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
目次
プロローグ 「営業に向いていない」と思う人ほど売れる
第1章 自分を認めるだけで劇的に売れる
第2章 昨日の自分ではなく今日の自分と仕事する
第3章 「聞く」営業が愛される ~聞く力
第4章 伝え方を磨けば、結果は自然についてくる!
第5章 テクニックよりも気持ちが大切!
第6章 振り回されない自分を持とう
第7章 営業力を上げるモチベーションアップの法則
第8章 営業ウーマンを続けるために大切なこと
エピローグ 完璧な女性じゃないほうが「魅力的」な営業ウーマンになれる
著者経歴
山本 幸美(まもと ゆきみ)・・・1973年広島県生まれ。大学卒業後、株式会社リクルート、株式会社インテリジェンスなどで営業として勤務。売れない時代を経営し、その中で独自の思考法、コミュニケーション法を編み出す。その結果、全国営業社員約4,000人中1位、MVP、社長賞などを55回受賞。20代より100名以上の部下を持つマネジャーとして関わる支店を次々とトップに導くなど、マネジメントにおいても手腕を発揮。2004年株式会社プラウド設立、代表取締役社長就任。現在、話し方教室などのコミュニケーション力強化事業をはじめ、営業力強化育成事業、女性活躍推進事業、ワークライフバランス事業などを、東京・大阪で展開
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