「起業家のように企業で働く」小杉 俊哉
2013/11/18|

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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■NEC,マッキンゼー、ユニデン、アップルと
大企業を渡り歩いてきた著者の一冊です。
大企業でさえ雇用が不安定になってきた今、
長期的な自分のキャリアを考えることを
推奨しています。
企業に頼るのではなく、
企業を利用しようということです。
・組織を使って世の中で何を成し遂げたいのか、
貢献したいのかを考える(p38)
■大企業だからこそ、
大きな仕事ができる。
たとえ、目立たない仕事でも、
自分の裁量で自由にやれる部分がある。
企業にいるということは、
非常に恵まれている点が多いのです。
・傍流の仕事は、注目もされず、人材も揃っておらず、
上司の目も届きにくいので好きにやれる自由度が
大きい。(p134)
■起業するのも大変、
企業でも仕事は大変なのです。
その場、その場で、良い仕事を
していきたいものです。
小杉さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・海外業務研修や留学のチャンスは積極的に利用する・・・
会社のお金を使って勉強させてもらえるほど
ありがたいことはない(p150)
・会社でやる意味を常に意識する・・・
一人でやった方が経済的価値を生むことを
会社でやる必要はない(p92)
・英語でいうコンフォートゾーン、居心地のいいところにいては、
ダメなんです。そこには学びがありませんから。
常に自分にチャレンジして、常に違和感がある環境にいて、
常に学び続ける(伊藤譲一)(p138)
・仕事でクリエイティブに活躍する人は、
プライベートでもクリエイティブに生活しているんだ。
なぜなら、プライベートで様々な挑戦をし、
結果的に新しいネットワークを作っている人は、
そこで仕事へのアイデアを得ているからなんだ(p211)
・実はアメリカは非常にそのボス-部下関係が強固だ。
自分のボスには絶対服従という人が非常に多い。・・・
それは、ボスが他社に移る事になった場合も、
スタッフとして引き連れて行ってくれるからだ(p208)
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■目次
Chapter1 志をもつ
Chapter 2 起業家のように仕事をするうえでやるべきこと
Chapter 3 大きな仕事は企業でこそできる
Chapter 4 転機をつくる
Chapter 5 企業内で勝っていくためのスキル
おわりに そうやって来た君はどこでも活躍出来る
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