「出会いとつながりの法則」永松 茂久
2013/11/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
要約と感想レビュー
出会いは近くにある
出会いについて、斎藤一人さんの教えをまとめた一冊です。"衝撃的"なのは、出会いは近くにあるということ。勉強会やセミナーに行かなくても、出会いはそこにあるのです。まず、今の環境が自分にとって必然の修業なのですね。
だから、『今幸せです。ありがとうございます』とか『おかんげさまで素敵な人に囲まれてます。本当にありがとうございます』と言って感謝すると、また感謝したくなる現象が起きるというのです。
一つは出会いを遠くに求めるより、出会った人を大切にすること。そしてもう一つは素晴らしい人と出会いたかったら、自分が素晴らしい人になることなんだよ(p128)
自分が大切
二つ目の衝撃は、相手も大切にするけど、自分も大切にするということ。人をバカにしてはいけないけれど、人をバカにするような人とは付き合わなければいいのです。
まず、自分が大切なのです。自分に誇りを持った生き方をしなくちゃいけないということなのですね。
相手も大切にするけど自分のことも大切にするの。人をバカにしちゃいけないけど、人からなめられてもだめなんだよ。いいか、男なら人になめられるような恥ずかしい生き方をするんじゃないぞ(p115)
人のために動く
一人さんは本当の出会いをつかむためには、『自分がこの人に何ができるかな』と考える人だという。そう考え行動すれば、人が集まってきて、『あなたのためなら』と力を貸してくれるようになるというのです。
やっぱり一人さんの教えは、すごいなあ~と思いながら読みました。楽しく生きていけそうです。永松さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「シゲ、あそこに山があるとするよな。どうやったら一番早く登れると思う?」・・・父ちゃんはこう教えてくれました。「答えはその山に登った人に道を聞くことなんだ。(p56)
・出会いというのは、人との出会い、本との出会い、チャンスとの出会い、いろんな形の出会いがありますが、言葉との出会いも大きく人生を変えていきます・・・忘れないうちに書き留めておくのです(p101)
・片方は成長したい、もう片方は今のままがいい。この波長のズレでトラブルが起きます。・・・波長が低いほうは努力しなくてはいけない、波長の高いほうはレベルを下げてグチなど色々聞かなくてはいけない。そういう修行が始まります。(p148)
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【私の評価】★★★★★(91点)
目次
第1章 この世を支配している人間関係の法則を知る
第2章 出会いを活かすということ
第3章 出会いについて心がけておく八つのこと
第4章 うまくいく人だけに見えている「出会いの盲点」
第5章 人間関係の聖なる五段階
第6章 感謝するということの本当の意味
最終章 本当の絆を求めるすべての人たちへ
著者紹介
永松茂久(ながまつ しげひさ)・・・株式会社人財育成JAPAN 代表取締役。大分県中津市生まれ。2001年、3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。人材育成法には定評があり、全国で多くの講演、セミナーを実施。「人の在り方」を伝えるニューリーダーとして、講演の累計動員数は延べ80万人にのぼる。2016年より、拠点を東京麻布に移し、現在は自身の執筆だけではなく、次世代の著者育成、出版コンサルティング、出版プロデュース、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する。
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