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「斎藤一人の人を動かす」永松 茂久

2011/08/05公開 更新
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斎藤一人の人を動かす


【私の評価】★★★★★(94点)


要約と感想レビュー


人に自己重要感を与える

斎藤一人さんの教え総集編第二弾です。今回は、組織のリーダーとして人徳を積む目的、人から信望を得るコツを学びます。


まず、リーダーとは人に自己重要感を与えることのできる人だよ、ということからはじまります。人の重要感を満たすために、人をほめるのです。人の重要感を満たすことができて初めて、人から必要とされている人になって、自分の重要感が埋まるというのです。


人は誰でも人に認められたいんだよ・・・今は豊かになって当たり前みたいにごはんを食べられるようになった。一つの欲求が満足すると、人は次の欲求が出てくるの。そのうちの一つが自己重要感なんだよ(p46)

目の前にいる人を幸せにする

目の前にいる人を、自分の最高の人脈だと信じて、能力の限りに親切にする。知っていることを教える。信じて、ほめてあげる。それが不思議と運命を拓いてくれるというのです。


眼の前の人のために、知っていることを出し切って、笑顔を出し切って、誠意を出し切って、その人の心を軽くしてあげるのです。目の前の人を幸せにできないようであれば、だれも幸せにはできないということでしょうか。


いいか。何度も言うけど、目の前だぞ。年寄りも若い子も大切にするんだぞ。決して威張るんじゃないよ。目の前に出てきた人が天命で、おまえの出会うべき人なんだよ。その天命にまかせて人事を尽くすんだよ。そうすると、天が動く。(p177)

目の前にいる人を幸せにする

いかに人を幸せにできるのかが、人の器だという。新しく優秀な後輩が入ってきた時に、追い抜かれると恐れるのではなく、『よく来たね、期待しているよ』と、追い抜いてもらうように期待するのです。それが器量だというのです。


当然、そのためには自分が幸せでなくてはなりません。その上で、常に人の幸せを考えている人には、神が味方をしてくれるのでしょう。


俺はな、『一生の間に何人にスポットライトを当てられるだろうか。俺以外の人にどうやったらスポットを当てられるだろうか』っていつも考えているんだよ。(p231)


私は一人さんの本やテープをほとんど読んだり聞いたりしていますが、総集編として十分な内容だと思いました。


こうして良い教えが広まっていくのは良いことではないでしょうか。永松さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・同じ給料でも人の倍働くんだって思ってる人は、経営者から見てもそうだし、周りから見ても光って見えるんだよ。そうすると、上ってのは『こいつを出世させよう』って思うんだよ。そんな心構えの人間が上司の心を動かすんだよ。そしてね、出世したら必然的に給料は上がるんだよ(p123)


・『ありがとうございます。言いづらいこと注意してくれて』って言われたら、おまえは『言ってよかったな、がんばれよ』って思うだろ?・・・さらにこう言えばいいの。『私もまだ未熟だから1回聞いてもまた繰り返しちゃうこともありますから、その時は何回でも注意してくださいね、よろしくお願いします』(p130)


人間誰も完璧じゃないよ。あっちぶつかりこっちぶつかりやってな・・・どんな親だって、なった時は未熟なんだよ。そう考えると、未熟な親が自分のことを育ててくれたなって思ったら、感謝がわいてくるよ。(p137)


・うまくいかない人ってのは勉強癖がないんだよ。分からないことはどんどん聞けばいいんだけど、本の一つも読まないし、まして勉強しない。(p157)


・ほんとはな、学ぶことってすごく楽しいんだよ。特に社会に出てからが楽しいんだよ。でも・・・社会に出てから勉強するやつが少ないんだよ。・・・社会に出てから勉強しだすと、競争相手が少ないから猛然と出世しちゃうというか成功しちゃうんだよ(p158)


・同じ皿洗いでも、『お金をもらうために』やっている人と、『自分の洗った皿で人を幸せにするんだ』と思ってやっている人は、取り組み方がまったく違うんだよ(p172)


斎藤一人の人を動かす
永松 茂久
PHP研究所
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【私の評価】★★★★★(94点)


目次


序章 伝説の教え、再び
第1章 21世紀の成功法則
第2章 人を動かす自己重要感
第3章 人を動かす徳の力
第4章 人を動かすヘッドピンの法則
第5章 人を動かす一問一答
第6章 成功者を動かす
第7章 人を動かす器量の力
終章 永遠の背中



著者紹介


永松茂久(ながまつ しげひさ)・・・株式会社人財育成JAPAN 代表取締役。大分県中津市生まれ。2001年、3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。人材育成法には定評があり、全国で多くの講演、セミナーを実施。「人の在り方」を伝えるニューリーダーとして、講演の累計動員数は延べ80万人にのぼる。2016年より、拠点を東京麻布に移し、現在は自身の執筆だけではなく、次世代の著者育成、出版コンサルティング、出版プロデュース、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する。


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