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チキンラーメンの生みの親「安藤百福の一日一得」石山 順也

本のソムリエ 2012/06/10メルマガ登録
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安藤百福の一日一得


【私の評価】★★★☆☆(75点)


要約と感想レビュー

 日清食品の創業者 安藤百福さんの人生を回想する一冊です。台湾生まれの安藤さんは、太平洋戦争で事業を清算。台湾生まれということで、中国国籍を取得し、財産の没収をまぬがれます。


 つまり、戦後は大金持ちになったのです。しかし、人生山あり谷あり。脱税容疑で逮捕されたり、信用組合の理事長となったものの、信用組合の倒産で無一文となってしまいます。


・私は四十八歳から出発した。六十歳、七十歳からでも、新たな挑戦はある(安藤百福)(p220)


 無一文となった安藤百福さんは、自宅の庭で即席めんを研究しはじめました。そして生まれたのが、「チキンラーメン」です。その後、カップヌードル、焼きそば「UFO」、どん兵衛シリーズとヒットを生み続け、現在に至ります。


 新しいものに挑戦するという百福さんの思いが、企業の文化として新しい商品を開発し続けているということなのでしょう。


・企業はチャレンジしないと、同じ所に止まってしまう。人間も同じである。(安藤百福)(p82)


 大金持ちから、一文無し。そしてまた事業を興す。まさにジェットコースター。こういう日本人がいたのだな・・と感心しました。私は、焼きそばならUFOが好きです。


 石山さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・現場を知らずして、その提案の価値判断はできない。(安藤百福)(p138)


・私は眠る時には必ずメモと赤鉛筆を枕元に用意する。あなた方も四六時中、考える習慣をつけなさい。(安藤百福)(p208)


・発明、開発の仕事は、時代を読む作業である。どんなに優れた思いつきでも、時代が求めていなければ、人の役に立つことはできない(安藤百福)(p19)


・高い山の後には必ず深い谷が待ち受けている。目の前に谷があることを知れ(安藤百福)(p38)


安藤百福の一日一得
石山 順也
ロングセラーズ
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【私の評価】★★★☆☆(75点)



目次

1章 奇想天外の発想"人のやらないことをやれ!"
2章 チキンラーメンはいかにして創られたか!―"ひらめき"をどう商品化すべきか?
3章 大衆の心を掴む!―壁をぶち破った市場開拓と宣伝戦略
4章 驚くべき商品開発の秘密―ベストセラー商品(カップヌードル)はこうして生まれた!
5章 なぜ安藤百福がNo.1になれたのか!
6章 金のなる木の見つけ方
終章 安藤百福の"金言"集


著者紹介

 安藤 百福(あんどう ももふく)・・・1910-2007。日清食品の創業者。世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを開発。その後、カップヌードルを開発。


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