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「続・世界の日本人 ジョーク集」早坂 隆

2012/06/09公開 更新
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続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)


【私の評価】★★★☆☆(71点)


要約と感想レビュー

 「日本の常識は世界のジョーク」なのでしょう。日本にいるとわかりませんが、海外に出てみると、日本人が特殊であることがよくわかります。


 日本のGDPは世界三位なんですよ!世界でも指折りの豊かな国だと思います。日本の貧困層は、本当の貧困国に行けば、まだましな生活をしているはずなのです。


・「ネットカフェ難民」などと簡単に言うが、本当の難民からしたら笑い話、完全なジョーク・・・テレビ、パソコンがあり、ソファーに横になることができ、冷暖房が利いていて、飲み物が飲み放題(p91)


 戦後の日本製品は、低品質の代名詞でした。それが先人の努力により、日本製品は高品質の代名詞にまで躍進したのです。


 そう考えれば、日本が財政破綻したとしても、元に戻るだけ。お腹をすかせながら、また頑張ればいいのです。


・「日本は資源の少ない国だが、努力と勤勉さによって 世界で二番目に豊かな国となった」こんな言葉を外国人の口から聞くことは珍しくない。(p181)


 この本をきっかけに、世界に出てみようかな、と思う人がいればいいと思いました。世界の人と会話してみると、面白いですよ。自分がいかに日本を理解していないかもわかりますし。


 早坂さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・イタリア人が仕事をしている夢をみた。起きてみると、彼は本当にオフィスにいた。(p79)


・ある時、日本人と中国人が殴り合いの喧嘩をしていた。・・中国人が口を開いた・・・「そこの生意気な日本人が、私に殴り返してきたのが喧嘩の発端なんです」(p113)


・中国の地獄の入口には、長い行列ができていて・・・こちらは故障が多いんでね(p32)


続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
早坂 隆
中央公論新社
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【私の評価】★★★☆☆(71点)



目次

第1章 世界屈指の花形ブランド
第2章 それでも日本は経済大国?
第3章 グローバル化の波にさらされて
第4章 世界史の中のニッポン
第5章 スポーツと食は国境を越える
第6章 日本人のカタチ


著者経歴

 早坂 隆(はやさか たかし)・・・1973年、愛知県出身。旅行雑誌の編集を経て、フリーのライターとなる。現地に密着したルポから旅行エッセイ、スポーツエッセイなどを手掛ける。2001年から2003年ルーマニアに居住。


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