「悩める店長へ!元気を贈る39の質問」兼重 日奈子
2012/01/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■リアル店舗の最前線で
店長さんは頑張っていることと思います。
売り上げとスタッフの成長に責任を持つ
店長さんには悩みは尽きない。
この本では、
一つのストーリーの中から
繁盛店となるヒントをもらいます。
■店づくりでは、
「お客を決める」というところから
入っていきます。
これは会社の方針もあって
簡単にはできないかもしれませんが、
商売の基本でしょう。
ターゲットがあって、
それに合った商品、ディスプレー、
店舗があるわけです。
・お店が"うちはこういう店です"って決めることで、
お客さんの方も決められるんだ。
"誰でもいいから来てくださーい"じゃ・・・
"決め手"にならない。(p17)
■スタッフの教育については、
スタッフの成長を見てあげる必要がある。
会社の仕組みがあれば問題ないのでしょうが、
仕組みがなければ、店長さんが
スタッフの成長を見てあげるのです。
フレンドリーな接客を目指すのであれば、
まず、スタッフにフレンドリーに
接するところから始めましょう。
・人は、人から受け取ったものしか人に与えられないんだ。
つまり人を喜ばせるためには、まず自分が喜びを受け取ら
なくちゃいけない。だからね、うちの店は、まずスタッフ
がスタッフからのもてなしを徹底的に受けるんだよ(p107)
■店長さんというのは大変です。
頑張ってるね。ご苦労様。
この一言が大事なのですね。
兼重さん、
よい本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・殺風景なの。
商品と什器、以上!っていうお店ばっかりでさ、
全然ワクワクしないんだ。(p41)
・お客さんて、自分が本当は何が食べたいか分からない。
"だから、オレらがちゃんと教えてあげなきゃいけない
んだぞ"ってね。だからアヤちゃんにも教えただけ、
"アスパラが美味しいよ"、って(p67)
・お客様を必ずサプライズさせること・・・
例えば最後にちょっとしたデザートとか
お茶をサービスしてね、『こちら、シェフからの
プレゼントです!』って言葉を添えると、
本当によろこんでくれるんだよね(p130)
・うちのスタッフには、「君たちの仕事は、
今、目の前のお客様に喜んでもらうために、
自分にできることは何だろう?それを考えて
すぐに行動すること」って伝えてるよ(p104)
・スタッフのいいところをノートに書いて、
ミスしたら質問して・・・
人間ってね、普通に接していると、
どうしても相手の欠点や足りないところの方が
先に目についちゃうんだ。(p194)
・これからは"顧客づくり"じゃなくて
"コミュニティーづくり"なんだな・・・
自分の店のファンクラブをつくるの(p147)
繊研新聞社
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【私の評価】★★★★☆(84点)
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