「イチロー262のメッセージ」びあ
2011/08/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
米国10年連続200本安打のイチロー語録です。イチローは、職人というか、達人というか、プロとしての誇りを持っているようです。
・試合に出つづけるという意味で自己管理は必要ですが、ぼくらは高い給料をもらっているわけだから、体調管理は当たり前のことです。(p84)
ただ、違う視点では、プロフェッショナルでありながら、単なる仕事として野球をしているわけでもない。仕事というよりも、自分の天職。真剣なゲームといった感覚を持っているのです。
・少なくとも、「100%仕事」の感覚になってしまったら、もう、自分の技術を磨こうというふうには、なっていきません。(p109)
イチローは、インタビューで不評をかったり、誤解を受けたりすることもあるようですが、インタビュアーとのレベル差が大きすぎるのも原因かもしれません。インタビュアーにもプロフェッショナルを求めるのがイチローなのです。
イチローさん、良い言葉をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・現役中に、過去のことを懐かしんではいけません(p10)
・たのしむというのは、決して笑顔で野球をやることではなくて、充実感を持ってやることだと解釈してきました。ここに辿りつくまでのことを、いわゆる、『たのしんでやる』というような表現は、とてもできません(p8)
・やれることはすべてやったし、手を抜いたことは一度もありません。常にやれることをやろうとした自分がいたこと、それに対して準備ができた自分がいたことを、誇りに思っています(p98)
・自分の思ったことをやりつづけることには後悔がありません。もしそれで失敗したとしても後悔は絶対にないはずですから。(p27)
・第三者の評価を意識した生き方はしたくありません。自分が納得した生き方をしたいです。(p16)
・やらされる練習じゃなければ、いろんなことが、うまくまわっていきます。(p105)
・なにかをしようとしたとき、失敗を怖れないで、やってください。失敗して負けてしまったら、その理由を考えて反省してください。かならず、将来の役に立つと思います。(p33)
・野球がうまくなる環境が作れるなら、投資をします。家は、そういうものです。(p100)
・「そう思わないようにする」というなら「そう思ってしまっている」ということです(p145)
ぴあ
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
目次
第1章 自己を変革する
第2章 逆境の時に何を考えるのか
第3章 継続の中で目標を達成すること
第4章 精神と技術を高める
第5章 哲学し挑戦し続ける生き方
読んでいただきありがとうございました!
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