「カウンセラーのためのアサーション」平木 典子 土沼 雅子 沢崎 達夫

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カウンセラーのためのアサーション (アサーション・トレーニング講座)

【私の評価】★★★☆☆(73点)


■私が読書をしながら不満に感じるのは、
 学校で次のことを教えてくれなかったことです。


 「人は、自分の価値観に基づいて生きてよい」
 「人は、自分の考えを表現してよい」


・アサーション権・・・
 「自分の行動は自分で決めてよい」
 「私たちは自分自身についての最終的な判断権をもっている」(p33)


■この本では、2番目の
 「自分の考え」を表現する技術
 を学びます。


・日本人は相手を立て察することを
 期待し合う文化のなかで生きていますので、
 非主張的な傾向の強い人が多いようです。
 しかし、この傾向が強くなると、
 ストレスがたまりやすくなるし、
 相手から理解されていないという
 感じになりがちです(p4)


■ビジネスの社会においては、
 自分の考えをはっきりと表現することは
 大切です。


 自分の考えなしでは、
 自分の存在の意味はないといえましょう。


 ただし、意見ははっきりいいつつも、
 相手に対して礼を尽くすことは
 社会人として最低限のマナーだと思うのです。


 丁重にはっきり意見を言う、
 という感じでしょうか。


・「DESC」・・・
 D(describe)は、相手の行動を客観的に述べること・・・
 E(express)は自分の感情を表現すること・・・
 S(specify)では、相手の行動変容を明確に頼みます・・・
 C(choose)では、結果を明確にし、脅威を与えず、
 結果に対する報酬やペナルティについても
 話しておきます(p49)


■ただし、自分の考えを表明することで、
 その場は相手の対立がおこります。


 その「対立」こそが、相互理解の
 出発点になるのです。


 カウンセラー向けの本ですが、
 普通の社会人にこそ
 必要な知識なのです。


 「意思表示なくして、相互理解なし」
 平木さん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・アサーションはまず、自分の考え、感情、気持ちなどに
 正直であることを前提とします。つまりどんな自分で
 あってもありのままでよいのです(p15)


・カウンセリングでは、カウンセラーが許容的な雰囲気を
 つくりだすことによって、クライアントが自分の感情を
 自由に表現できるようにします。感情が自由に表現できる
 ようになるとき、健全な心理的成長が起こると考えます(p23)


・私たちは子どもから大人へと育っていくなかで
 肯定的な感情と否定的な感情を区別し、
 表現してよい感情といけない感情を
 区別していきます。
 一般に不満、失望、悲しみ、嫉妬、憤り、
 怒り、性的な淫らな表情などは
 表現しないようにします。
 このような感情を抑えすぎると、
 無感動になったり、歪んだ形で表現したり、
 間接的に他者に投影してしまったり・・(p43)


・カウンセラーは自分の感情に耳を傾け、
 正直になることが必要です。・・・
 大きい怒りにさせないためには、
 怒りは小さいうちに表現することです。


・互いにアサーティブであることによって
 最終的にはよい人間関係が築かれるとしても、
 その過程には困難がある場合が多い(p69)


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平木 典子 土沼 雅子 沢崎 達夫
金子書房
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【私の評価】★★★☆☆(73点)



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