「自己カウンセリングとアサーションのすすめ」平木 典子

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自己カウンセリングとアサーションのすすめ

【私の評価】★★★☆☆(76点)


■平木さんはアサーションについてで
 いくつか書籍を書かれています。


 アサーションとは自分の気持ちに気付き、
 その気持ちを相手に伝える技術です。


■まず、自分の気持ちに気付く。


 これは簡単なことのように思えるかもしれませんが、
 実際にはできていない人が多いのではないでしょうか。


 少しいやな気持になっても、
 他人の期待に応えるために自分を押し殺してしまったり
 しているうちに、自分の気持ち自体
 よくわからなくなっている人が多いように感じます。


・「いま・ここ」での気持ちに気づく・・・
 感じ方は自分らしさの理解と
 自己表現の手がかりになるわけです。(p25)


■次に、自分の気持ちを伝える。


 たとえば、部屋がちらかっていてイライラする。
 「なに散らかしてるの、片付けなさい!」と
 思わず大きな声を出してしまう。


 これをアサーション的に見てみると、
 「私は汚い部屋が気持ち悪いので、
 部屋を片付けてくれますか?」
 ということになるのでしょう。


・嫌な気持ちへの対処法・・・
 まずは、自分の正直な気持ちに気づき、
 次にそれをどうしたいかを考えてみましょう。
 もし、その後も嫌な気持ちを味わいたくないのであれば、
 嫌な気持ちになったことを伝え、
 相手に違う行動をとってくれるように
 頼むことができます(p31)


■アサーションの考え方は、
 自分と相手との存在価値を認め、
 適切に相手に自己表現していくということです。


 その考え方と行動は、
 自分で選択できるのです。


 とはいえ、
 マイケルジャクソンでさえ、整形手術で
 自分の顔を変えてしまうのですから、
 ありのままの自分の価値を認めるのは
 一つの挑戦であるのかもしれません。


・欠点も、障害も、長所も、優秀さも、
 すべてがその人の個性です。
 それは自慢することでも、
 立派なことでもないかもしれませんが、
 大切な自分の一部ではあるのです。(p58)


■アサーションは、人と人との
 コミュニケーションの技術です。

 
 この技術は、生きていく上で、
 誰にでも大切なことですので★3つとしました。


 良い本をありがとうございました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・時々「私は」と主語をつけて文章を言う練習をしましょう。
 たとえば「どうしよう」と思った時「私はどうしたらよいか
 迷っている」、「違う」と感じたとき「私は違った意見を
 持っている」、「うるさい」と言いたい時「私はうるさいと
 感じる」と言ってみるわけです。(p113)


・ズレがあるから人は成長する(p55)


・非主張的な自己表現は、その場は相手を大切にしているようですが、
 自分で自分を踏みにじってしまうわけですから、自分にとっても
 相手にとっても真の思いやりにはつながらないのです。(p93)


・自己開示を躊躇していると、結果的にあなたは誤解され、
 また、あなたのありのままの姿は知られないことに
 なります。・・・後でありのままの姿を知った時、
 相手は裏切られたと思うでしょう。(p164)


▼引用は、この本からです。

自己カウンセリングとアサーションのすすめ
平木 典子
金子書房
売り上げランキング: 2208
おすすめ度の平均: 4.0
5 自己カウンセリングとアサーションのすすめ
2 実際にカウンセリング受けたほうが実感できる
5 アサーションについて平易に書かれた本
3 相互理解の視点で
5 楽になる。

【私の評価】★★★☆☆(76点)



■著者紹介・・・平木 典子(ひらき のりこ)

 1936年生まれ。
 立教大学カウンセラー、日本女子大学教授を経て、
 跡見学園女子大学教授。
 統合心理療法研究所所長。


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