「筆談ホステス」斉藤 里恵
2009/12/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■耳が聴こえないというハンデにもめげす、
銀座のNo1ホステスになった
著者の人生録です。
著者がいちばん辛かったのは、
中学時代以降、両親と信頼関係が築けなかった
ことのようでした。
■水商売の世界にもいろいろな人がいるようで、
極悪なママもいれば、
面倒見の良いママもいるようです。
どういたママと出会えるかで、
運命が変わってしまうということも
あるのだと思います。
・「ホテルに行け。客と寝て、売り上げをあげろ!」そんな恐ろしいことを言ってのけたのが、例のママです。(p114)
■こうした水商売の雰囲気を
感じることができて、
興味深く読めました。
世の中の勉強になりましたので、
★2つとしました。
良い本をありがとうございます。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・銀座の高級クラブには、永久指名制という独特のシステムがあります。簡単に説明すると、お客様を最初にお店に連れてきたホステスが、その方の係として永久に指名される(p190)
・女のコの中には、学費を払うために働いているコや自分の夢を叶えるためにお金を貯めているコがたくさんいます。(p199)
・せっかく働き始めたエステティックサロンでしたが、2年ほどしか勤まりませんでした。・・・高額な化粧品を勧めたり、次から次へとどんどん高額なコースを組ませたりして、お客様はとんでもない額のローンを支払い続けなければならないシステムのお店でした(p94)
光文社
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職業に貴賎なし 生き方に貴賎ありです
人間の可能性
期待しすぎた
ビジネス書としても通用する「筆談術」
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■著者経歴・・・斉藤 里恵(さいとう りえ)
1984年生まれ。
1歳10か月で聴力を失う。
接客業の楽しさに目覚め、
2年前からは銀座のクラブで人気ホステスとして勤務。
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
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