「20代で人生の年収は9割決まる」土井 英司
2011/01/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■20代は、だれにでもあります。
初めての仕事に接し、
試行錯誤を繰り返し、
先輩から指導される毎日。
そんな20代にも2種類あります。
「伸びる人」と、
「伸びない人」の2種類です。
・「新人の仕事は、パシリになって顔を覚えてもらうこと」これは、人材活性プロデューサーの大谷由里子さんに教えていただいたことです。(p94)
■例えば、Aさん、Bさん、Cさんの
3人の新人が職場に
やってきたとしましょう。
Aさんは物分かりが良く、仕事が正確。
ただ、じっくりやるので時間がかかる。
Bさんは、頭はそれほど良くないけれど、
すぐ行動してくれる。
Cさんは、言われたことを
たんたんとやっている。
こうした3人が、
将来どれだけ伸びるのかということです。
・持続力をアピールする際には、実績が必要です。・・・創意工夫する力は、失敗から生まれます。(p71)
■実際には、3人が将来どれだけ伸びるのかは
よくわからないでしょう。
ただ、どれだけ行動し実績を残したか、
どれだけ失敗したか、そしてそれから
どう言った再現性のあるノウハウを
見つけたか、が重要なのだと思います。
・多くの成功者は40代以降、「①30代までのインプットの組み合わせ ②成功パターンの応用 ③人の力を使うこと」のいずれかで成果を出しています。(p27)
■結局は、20代から頑張りましょう
ということです。
土井さん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・デイビッド・コープランドの『モテる技術』(邦訳:小学館プロダクション)には、モテるためには「好きでなくても、とりあえず、まず誰かとつきあえ」といったことが書いてあります。(p5)
・「得意分野」はプライベートからしか生まれない(p126)
・同僚、取引先、元上司に「この仕事なら、あいつがすごい」と言ってもらえるような人間になっておくこと。(p168)
・自分の秘策を「誰でもできるもの」に仕組み化しておくこと。再現性のあるノウハウを、たくさんの部下に再現させること。これがマネジャーの給与が高い理由です(p194)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★☆(80点)
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