「凡人でも上場できる! 起業の黄金ルール」浜口 直太
2009/11/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■50社以上の上場を手伝ってきたという
浜口さんの一冊です。
やはり起業は苦労がつきもので、
頭が良くて、苦労したくない人は、
とても起業などできないことなのでしょう。
・大成功した起業家に直接聞いてみました・・・「創業当時は毎日が戦争状態で死ぬ思いをしました。問題がない起業などあり得ません!」(p23)
■浜口さんの経験では、
会社でうまくいかない人、
会社をクビになるような人が
起業して成功するケースがあるようです。
個性が強すぎて組織になじまない人などは
成功の可能性が高いのではないでしょうか。
・会社に勤めて成功・出世できる能力と、起業で成功する能力は違うのです(p34)
■シンプルなアドバイスが続くので、
気軽に読むことができるのですが、
シンプルなゆえに、
浜口さんの経験の厚さを感じます。
経験に裏打ちされたアドバイスは信用できるものです。
本の評価は★3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・最初は営業ができる人しか雇ってはいけない(p78)
・営業スタッフはいきなり長期ではなく、3か月以内の試用期間を設け、どれだけできるか様子を見て下さい。(p79)
・多彩な人物を相談役に据えよう・・・すでに成功している人で、起業家であるあなたのことをよく知り、あなたの成功のために喜んで無報酬で応援してくれる余裕のある人(p84)
・ダメな会社は、社長が社員と同じことをしている(p139)
・急成長の原動力は、社員との定期的な面談にある(p161)
・好きなことで起業したければすればいいじゃないか。・・・会社が大きくなってから格好つけて夢や志は語ったけど、実は井深大という人間に惚れ、とにかく彼といっしょに仕事がしたかったんだなあ(盛田昭夫)(p18)
▼引用は、この本からです。
日本実業出版社
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ターゲットが漠然かな・・・
わかりやすい!
読むは易し、行うは難しかな
これ なかかな面白いです
【私の評価】★★★☆☆(78点)
■著者経歴・・・浜口 直太(はまぐち なおた)
1960年生まれ。
JCI代表取締役会長兼社長。
米国KPMG,米国プライス・ウォーターハウスを経て、
経営・起業コンサルティング会社を設立。
その後、日本でJCIを設立。
これまで1200億円以上の資金調達と
50社以上の上場を支援してきた。
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
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