「ドリーム―成功者が教える魂の富の作りかた」犬飼 ターボ
2009/09/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
整体院を経営する拓也が、横領事件や新規事業の失敗から、次の段階に成長していく物語です。一店舗の成功レベルから、複数店舗を展開して成功させるには、別のレベルの人間的成長が必要なのでしょう。
この本の核心は、拓也がメンターから学んでいく事柄です。不労所得を求める拓也に対し、メンターは不労所得が必ずしも幸せにつながらないことを教えくれます。お金は不安を減らしてくれるだけで、幸せを保証するものではないのです。
・不労所得は天国への切符ではないんだよ。ただ、お金の不安がなくなるというだけのこと。不安はなくなっても幸せとは関係ないよ。(p31)
また、事業を次のステージに上げるためには、自分のステージも上げていく必要があります。その法則は、過不足なく、自然の法則のように自分の人生を作っていくのです。
自分のステージを上げるためには、自分よりも上のレベルの人と付き合うことでしょう。そして自分を教育して自分を磨くことです。
・自分自身への教育を続けて自分を磨くこと。自分を磨いてたくさんの人に会っていけば、どんどんいい人とつながることができる。(p278)
人は外見からはわかりませんが、心のレベルがあるということが分かる一冊だと思いました。物語形式で分かりやすいものでしたので、★3つとします。
この本で私が共感した名言
・生きた情報は人脈から得られるもの。(p73)
・共存のステージの幸せな成功者と一緒にいると、自分も素晴らしい人間だって感じさせてくれる。それに対して、競争のステージの成功者と一緒にいると、自分は取るに足らない無価値な存在だと感じさせられる(p221)
・家族を持つということはとても幸せなことなんだよね。でも、養わなければいけないという責任もある。・・・重荷と幸せは紙一重なんだよね(p230)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
犬飼 ターボ(いぬかい たーぼ)・・・24歳で愛犬と競争心だけを心の支えとして起業。2年間全くうまくいかずに、生活もままならない状態になる。ある日、成功者に出会い、「成功したければ、他の人の成功に貢献しなさい」と教わり素直に実行してみると、次第にビジネスが上向き、4年後にはコンサルティング会社、投資会社などの複数のビジネスオーナーとなる。結婚を機に、ビジネスを他人に任せ、八ヶ岳のふもとに移住。成功者を増やすための執筆活動やセミナーを開催している。
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