「検索は、するな」安田 佳生
2009/08/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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■新卒採用コンサルティング会社の社長が教える
「考えることの大切さ」です。
私も十年前であれば、
この「考えることの大切さ」は
理解できなかったかもしれません。
■「考える」とは、
物事をあらゆる角度から見るということです。
立場を変え、視点を変え、考えるのです。
こうなったらどうするか、
こうきたらどう対応するか、
考えるほどに、シナリオは増えていくはずです。
・同じ「考えている」でも、何を考えているか、
どこまで考えているかということが、
実はとても重要なのだ(p53)
■特に社長など組織の長という立場ともなれば、
不安と悩みは尽きることがないはずです。
商品の売上、社員の能力向上、販促・広告、
資金繰り、労務管理、給与体系・・・
悩みは尽きませんね。
・考えるべきことは、
会社がつぶれたらどうするか、ではなく、
「会社がつぶれなかったらどうなるか」ということだ(p154)
■やはり、考えることも、
訓練が必要なようです。
ただし、その立場にならないと
その大切さはわからないでしょう。
考える力は、簡単に強化できませんので、
できるだけ早く「考えることの大切さ」に気づくことが
重要だと思いました。
「考えることの大切さ」に気づく
きっかけになる一冊だと思いました。
本の評価としては★3つとします。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・どんなにきれい事を掲げても、
金のためにそんなことを言っているのか、
本気で理念を追求しているのか、
人はちゃんと見抜いてしまう(p34)
・私は、モスコミュールは自宅で作って飲む・・・
自分で作るというプロセスを経ている人は、
その一杯を飲むことで、相手のプロセスも共有し
味わうことができる(p41)
・100%受け入れることが大事であると同時に、
100%疑ってみることが必要だ・・・
100%信じることと、100%疑うことは並存し得る(p101)
▼引用は、この本からです。
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本のタイトルが悪い!
考える力についての考え方
良いことは言っているが、単なる自分の意見の開陳
説得力あると思うし、非常に内容のある本だと思う
■著者経歴・・・安田 佳生(やすだ よしお)
1958年生まれ。リクルートを経て、
1990年採用コンサルティング企業ワイキューブ設立。
著書多数。
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■関連書評■
a. 「採用の超プロが教える仕事の選び方人生の選び方」安田佳生
【私の評価】★★★★☆
b. 「千円札は拾うな」安田 佳生
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c. 「採用の超プロが教えるできる人できない人」安田 佳生
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d. 「素心のすすめ」池田 繁美
【私の評価】★★★☆☆
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