「コツコツ働いても年収300万好きな事だけして年収1000万」キャメル・ヤマモト
2009/03/09公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(75点)
■シリコンバレーで2年間働いた
著者が、アメリカのプロフェッショナルの
仕事の流儀を教えてくれる一冊です。
■内容としては良くも悪くも
アメリカの起業家の雰囲気を教えてくれます。
つまり、主体性を重んじ、
夢を持ち、成功するまであきらめない。
プラス思考の塊のような人です。
・「もしちょっとした失敗で逃げたくなったら、
そもそも自分のやりたいことをやっていたのか、
自分が主体的に取り組んでいたのか、
胸に手をあてて考えてみろ」と
ハリーは先輩起業家からビシッと言われました。(p21)
■いちいち日本とシリコンバレーを比較するところが、
本書の特徴ですが、
アメリカにも日本にも
良い点もあれば、悪い点もあるわけで、
著者はあえて比較して挑発しているのでしょう。
・日本のサラリーマンは、何か提案するときに、
文句をつけられないように周到な分析と言い訳を
用意します。・・・シリコンバレーのプロフェッショナルは、
自分の考えで攻めます。・・・情熱と勇気をもって、
「これをやりたい。これをやればいい」(p66)
■米国では、国内の単純仕事を
英語の通じるインドやオーストラリアなどに
移している企業が多くあるといいます。
したがって、自分で成長しつづけることの
できる人しか生き残れないという雰囲気があるのでは
ないでしょうか。
これからの日本も、そうなりそうな気がしましたので、
本の評価としては、★3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・日本のサラリーマン上司は、
部下に対して一方的に指示を出しまくるか、
逆に指示も出せずにほうっておくかのどちらかになりがちです。
(p52)
・分析とは四つにわけること(p76)
・コミサは「やりたいこと優先人生」をすすめます。
理由は簡単。儲かるかどうかはコントロールできないけれど、
やりたいことをするかどうかはコントロールできるからです。(p169)
▼引用は、この本からです。
幻冬舎
売り上げランキング: 288407
金と時間のムダ
日本では 受けないかも
ただの伝言ゲームのようです。
意見にパンチがない
■著者経歴・・・キャメル・ヤマモト
山本成一。1956年生まれ。
外務省入省。退職後、ヘイ・グループ入社。
その後、ワトソンワイアットに転職。
2003年から中国で活動
─────────────────
■関連書評■
a. 「鷲の人、龍の人、桜の人 米中日のビジネス行動原理」キャメル・ヤマモト
【私の評価】★★★★★
b. 「ビジネスに日本流、アメリカ流はない」中村 建一
【私の評価】★★★★★
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|
コメントする