「きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉」渡邉 美樹
2009/01/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
ワタミの渡邉 社長は、自分が子供のころに憧れていた家族が一緒に食事ができる店を作りたくて「和民(ワタミ)」を作ったといいます。そして、そうした夢を実現できるのがオーナー社長のおもしろいところなのでしょう。
やや説教調なのが気になりましたが、それは、この本がワタミグループ各店舗への社長のビデオレターを元にしているからです。いかに社員に仕事に打ち込むことの大切さを伝えることを、試行錯誤しているように感じました。
・思うだけなら誰にでもできる。大切なのは、思いをカタチにすること。(p36)
社長は自分で仕事をすることができないから、こうして社員に話しかけないといけないんだな・・・と感じながら読みました。渡邉 社長の熱さが伝わる一冊です。本の評価としては、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・ディズニーランドではつかれを感じない。・・・この差は、「空気」と大きく関係している。(p60)
・とどめを刺せる人間になれ!・・・やったかどうか、それを現場に行って現実を見なければいけない。・・・さらに、一週間後にまだ「やっているか」を確認(p96)
▼引用は、この本からです。
日本経済新聞社
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1章 きみたちは人生の主人公なんだ!―生きるということ
第2章 感謝、感動を忘れた人間になるな―人として大切なこと
第3章 シゴトは手段じゃない、きみたちの人生だ―働くということ
第4章 豊かなこの国に生まれたきみたちへ―環境・教育・介護のこと
第5章 地球上で一番たくさんの「ありがとう」を!
付録 僕たちはなぜ働くか―ワタミが教えてくれたこと
著者経歴
渡邉 美樹(わたなべ みき)・・・1959年生まれ。小学5年生で父親が事業を清算したことから、将来社長になると決意。大学卒業後、会計システムの会社、運送会社で資金を貯める。84年渡美商事を設立。「つぼ八」の店を買い取り、飛躍的に売り上げを伸ばす。86年ワタミを設立。96年店頭公開。2000年東証一部上場。
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