「HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義」タル・ベン・シャハー
2009/01/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
要約と感想レビュー
■米国ハーバード大学で教えられている
「幸せ」になるための授業の教科書です。
著者は、自分の目標であったイスラエルの
スカッシュチャンピオンになったとき、
それほど幸福でないことに気づき、
「幸せ」について研究をはじめたそうです。
・ところが、いざ目的地に到着すると、物質的な豊かさはけっして自分を幸せにしないことに気づきます(p98)
■内容としては、幸せとは?
そして仕事で幸せを感じるには?
最後に、本当の幸せとは?
といった流れで説明が続きます。
印象としては、普通の成功哲学系の本ですが、
やはり、こうした内容が公的教育機関で
教えられていることのほうに
ショックを受けました。
こうした内容を学校で教えるべきというのが、
本のソムリエの持論なのですが、
日本ではなくすでに米国で
行われているとは・・・。
・病気になるまで、人生の真の価値に気づかなかったなんて・・・(ガンの末期患者たちと接しつづけてきた精神分析医)(p242)
■教科書自体はそれなりの
内容となっていますので、
まだ、間に合います。
前例の好きな文科省の人には、
ぜひ日本でも導入に向けて
頑張っていただきたいと思います。
本の評価としては、
ハーバードの教科書ということで、
敬意を表し、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・私は彼女に、「自分は、いつになったら幸せになれるのだろう?」ではなく「どうやったら、今も未来も幸せでいられるのだろう?」と自問するよう促しました(p62)
・人生の質を高める最善の方法は、内なる声に耳を傾けながら、試行錯誤をくり返すことです。(p80)
・人が決意を固めた瞬間、すべてがその人のために動きだす(登山家ウィリアム・H・マリー)(p115)
・大切な人たち・・・配偶者、恋人、家族、友人など・・・に少なくとも月に1度か2度は感謝の手紙を送ることを、ぜひ習慣にしてください(p198)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(75点)
著者経歴
タル・ベン・シャハー・・・ハーバード大学でもっとも人気のある講師。「肯定心理学」「指導心理学」を教える。スカッシュの全米学生チャンピオン、全イスラエル・チャンピオン。
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