「親が子どもに教える「一番大切なこと」」今村 暁
2008/09/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
■子どもが少なくなってきた現在、
子どもの教育は、普通、失敗します。
なぜなら、それが親にとって初めての
経験だからです。
■この本では、そうした初心者である親のために、
子どもの教育での簡単なポイントを教えてくれます。
姿勢をよくする・・・整理整頓させる・・・
「はい」と返事させる・・・簡単ですね。
・「いい習慣」を子どもに教える・・・
わかりやすく言えば、
「勉強するときは、背筋をピシッと伸ばす」・・・(p2)
■よくよく読んでみると、
子ども向けの内容なのですが、
そのまま大人に適用できる内容がたくさんありました。
たとえば、感謝カード、目標を声に出す、
なりたい自分を聞いてみるなどは、
職場で使えそうです。
・私は毎日、塾の教室で、子どもたちに
「目標を声に出して言うように」
という指導をしています。(p94)
■子どもの教育も、
職場の教育と同じように真剣に取り組むことで
効果が出てくるようです。
「子どもは勝ってに育つ」というのはウソのように
感じさせてくれる一冊です。
本の評価としては、★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「あの先生、いい先生だね」
親の一言のすごい力(p209)
・「いい習慣」を一部ご紹介しましょう。
1 挨拶がしっかりと言える
2 「ありがとう」がしっかり言える
3 感謝の心を持つ
4 良い言葉を話す(p31)
・私は「整理整頓しましょう」という標語の下に、
靴がきちんと並べられている写真を貼ったのです。
・・・写真の効果は、絶大でした。(p33)
・「家訓」を定めておくと、
子どもにも信賞必罰のルールがわかります。(p156)
▼引用は、この本からです。
三笠書房
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子育てだけでなく自分自身の生き方にもプラス。
内容はともかく
習慣とは素晴らしく、そして怖いもの
バイブルになります!!
【私の評価】★★★☆☆(75点)
■著者経歴・・・今村 暁(いまむら さとる)
1971年生まれ。大学卒業後、大手銀行に入行。
97年、進学塾「アシスト・マンツーマンスクール」開塾。
全国模試1位の生徒を続々輩出。
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■関連書評■
a. 「楽勉力で子どもは活きる!」親野 智可等
【私の評価】★★★★☆
b. 「子どもの心のコーチング」菅原 裕子
【私の評価】★★★☆☆
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